今年の花粉は?
- 2018/01/24
- 11:50
今年の花粉は?
来る 来る きっと来る。
ということで、今年も花粉が気になる季節が
近づいてきました。
実際の花粉の飛散は未だですが、体内時計と
現実の時間(意識)が微妙にシンクロしてきて
ちょっとした空気の変化にも敏感に反応し
鼻がムズムズするという人もいるかもしれ
ません。
今は、実戦に備えて体内の免疫細胞が、戦闘
準備訓練をしている頃なのでしょう。
花粉の飛散については、日本気象協会が
今年の花粉飛散予測(第3報)を1月16日に
発表していますので、要約を紹介します。
また、花粉症の対処療法とは異なる根治
治療としての「舌下免疫療法」についても
簡単に紹介します。
日本気象協会の花粉予測(第3報2018.1.16)
要約
飛散開始時期
飛散開始(スギ花粉)は、例年並み
2月上旬~
九州
中国、四国
東海
関東地方の一部
から花粉シーズンが開始する見込みです。
※ 飛散開始日とは、1平方センチメートル
あたり1個以上のスギ花粉を2日連続して
観測した場合の最初の日です。
各地のピーク(スギ花粉)予測
福岡→2月下旬~3月上旬
高松・広島・大阪・名古屋→3月上旬~中旬
金沢・仙台→3月中旬~下旬
東京→3月上旬~4月上旬
※ 東京のスギ花粉ピーク期間は、3月上旬から
4月上旬の約1カ月と、他地方と比べ長期間です。
スギ花粉のピークが終わる頃になると
ヒノキ花粉のピークが始まります。
以上、スギ・ヒノキ花粉それぞれピーク時期は
例年並みの見込みです。
※ 例年:過去10年(2008~2017年)の平均値
花粉飛散量
前シーズン比
東北→約2倍
関東甲信・四国→1.5倍
例年比
東北・東海地方→やや多い
関東甲信・近畿・九州地方→例年並み
北海道・北陸・中国・四国地方→例年を下回る
以上のように、今年の花粉の予測は
飛散開始時期は、例年並み
飛散量は、前シーズンを上回る地方が多い
ということになります。
舌下免疫療法について
舌下免疫療法とは、アレルゲン
(アレルギーの原因物質)を少しずつ体内に
入れ徐々に増やし、それに対する過敏な反応を
減らしていくという、減感作療法の一つです。
先行的には、注射による方法が行われています
が治療期間の長さ(3年以上の継続)、毎回通院
する必要もあり、さらに、注射による痛みなど
のデメリットがあります。
私自身も経験がありますが、長期間は続けられ
なかった記憶があります。
そこで、注射以外で投与する方法をいろいろ
検討して、舌下法に至ったということのよう
です。
この舌下法についても若干、関係したことが
ありますのでお話しします。
12~3年前ですが、「舌下免疫療法」の治験に
参加したことがあります。
結論を言うと、効果はありませんでした。
否、治験薬の効果がなかったという意味では
ありません。
その治験では、治験薬とともに一定の割合で
プラセボ(偽薬)が当たるという治験で、私は
たまたま、プラセボが当たってしまったという
ことです。
ということで、効果のほどはわかりませんが
治験でやった方法としては、アレルギー物質を
含むエキス(スギ花粉を抽出した薬)を舌の下に
滴下し、これをそのまま、舌下に2分間位保持し
その後飲み込むというものです。
1回目の舌下投与は医療機関で行ないますが
以降は自宅で行える点は、注射による方法より
簡易と言えます。
(治験時は、全て医療機関で実施した記憶が
あります。)
ただ、治療期間が注射によるより短いとはいえ
2年以上の長期になることや、スギ花粉の飛散
時期には開始できないこと、効果は80%位で
あることなどは考慮事項となります。
まとめ
「舌下免疫治療」のような根治的治療について
は、花粉シーズン後にじっくり考えるのが
いいかと思います。
当面は、際迫った今シーズンの対策になります
が、予測にもありますように2月上旬から花粉
は飛び始めますので、ニュースで
「スギ花粉の飛散開始」と発表する前から対策を
講じるのが良いようです。
薬との相性は個人差がありますが、私は、今ま
での経験から、ステロイド系のセレスタミンが
効果的でした。
もう、花粉症で医者に行くことは止めてます
ので、昨年より、輸入代行業者を通じ
ジェネリックの「ベクロミン」を購入し、症状に
応じ服用(花粉症の期間のみ)しています。
セレスタミン服用時と同じに、若干の眠気は
ありますが、効果は同等と感じています。
以上
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来る 来る きっと来る。
ということで、今年も花粉が気になる季節が
近づいてきました。
実際の花粉の飛散は未だですが、体内時計と
現実の時間(意識)が微妙にシンクロしてきて
ちょっとした空気の変化にも敏感に反応し
鼻がムズムズするという人もいるかもしれ
ません。
今は、実戦に備えて体内の免疫細胞が、戦闘
準備訓練をしている頃なのでしょう。
花粉の飛散については、日本気象協会が
今年の花粉飛散予測(第3報)を1月16日に
発表していますので、要約を紹介します。
また、花粉症の対処療法とは異なる根治
治療としての「舌下免疫療法」についても
簡単に紹介します。
日本気象協会の花粉予測(第3報2018.1.16)
要約
飛散開始時期
飛散開始(スギ花粉)は、例年並み
2月上旬~
九州
中国、四国
東海
関東地方の一部
から花粉シーズンが開始する見込みです。
※ 飛散開始日とは、1平方センチメートル
あたり1個以上のスギ花粉を2日連続して
観測した場合の最初の日です。
各地のピーク(スギ花粉)予測
福岡→2月下旬~3月上旬
高松・広島・大阪・名古屋→3月上旬~中旬
金沢・仙台→3月中旬~下旬
東京→3月上旬~4月上旬
※ 東京のスギ花粉ピーク期間は、3月上旬から
4月上旬の約1カ月と、他地方と比べ長期間です。
スギ花粉のピークが終わる頃になると
ヒノキ花粉のピークが始まります。
以上、スギ・ヒノキ花粉それぞれピーク時期は
例年並みの見込みです。
※ 例年:過去10年(2008~2017年)の平均値
花粉飛散量
前シーズン比
東北→約2倍
関東甲信・四国→1.5倍
例年比
東北・東海地方→やや多い
関東甲信・近畿・九州地方→例年並み
北海道・北陸・中国・四国地方→例年を下回る
以上のように、今年の花粉の予測は
飛散開始時期は、例年並み
飛散量は、前シーズンを上回る地方が多い
ということになります。
舌下免疫療法について
舌下免疫療法とは、アレルゲン
(アレルギーの原因物質)を少しずつ体内に
入れ徐々に増やし、それに対する過敏な反応を
減らしていくという、減感作療法の一つです。
先行的には、注射による方法が行われています
が治療期間の長さ(3年以上の継続)、毎回通院
する必要もあり、さらに、注射による痛みなど
のデメリットがあります。
私自身も経験がありますが、長期間は続けられ
なかった記憶があります。
そこで、注射以外で投与する方法をいろいろ
検討して、舌下法に至ったということのよう
です。
この舌下法についても若干、関係したことが
ありますのでお話しします。
12~3年前ですが、「舌下免疫療法」の治験に
参加したことがあります。
結論を言うと、効果はありませんでした。
否、治験薬の効果がなかったという意味では
ありません。
その治験では、治験薬とともに一定の割合で
プラセボ(偽薬)が当たるという治験で、私は
たまたま、プラセボが当たってしまったという
ことです。
ということで、効果のほどはわかりませんが
治験でやった方法としては、アレルギー物質を
含むエキス(スギ花粉を抽出した薬)を舌の下に
滴下し、これをそのまま、舌下に2分間位保持し
その後飲み込むというものです。
1回目の舌下投与は医療機関で行ないますが
以降は自宅で行える点は、注射による方法より
簡易と言えます。
(治験時は、全て医療機関で実施した記憶が
あります。)
ただ、治療期間が注射によるより短いとはいえ
2年以上の長期になることや、スギ花粉の飛散
時期には開始できないこと、効果は80%位で
あることなどは考慮事項となります。
まとめ
「舌下免疫治療」のような根治的治療について
は、花粉シーズン後にじっくり考えるのが
いいかと思います。
当面は、際迫った今シーズンの対策になります
が、予測にもありますように2月上旬から花粉
は飛び始めますので、ニュースで
「スギ花粉の飛散開始」と発表する前から対策を
講じるのが良いようです。
薬との相性は個人差がありますが、私は、今ま
での経験から、ステロイド系のセレスタミンが
効果的でした。
もう、花粉症で医者に行くことは止めてます
ので、昨年より、輸入代行業者を通じ
ジェネリックの「ベクロミン」を購入し、症状に
応じ服用(花粉症の期間のみ)しています。
セレスタミン服用時と同じに、若干の眠気は
ありますが、効果は同等と感じています。
以上
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