れんこんの健康パワー
- 2018/01/11
- 20:20
れんこんの健康パワー

TV各局の健康情報番組で「れんこん」の
効用について紹介されていますので
まとめてみました。
免疫力を上げて、インフルエンザに
かかりにくい体に
(ジョブチューンTBS12/9)
12月~2月に猛威を振るい、毎年1000万人
以上がかかるインフルエンザ
38度以上の高熱、全身の倦怠感が特徴ですが
高齢者、基礎疾患を持つ方、妊娠中の方、乳幼児
がインフルエンザにかかると、気管支炎、肺炎
などを併発し重症化し、最悪の場合は死に至る
こともあります。
このインフルエンザの感染を未然に防ぐのに
重要なことは、免疫力を高めることです。
免疫力
免疫力とは、体内にウイルスや病原菌が侵入
することを防ぎ、悪影響を与える細胞を
やっつける自己防衛機能のことです。
免疫細胞の働き
免疫力を上げるには、免疫細胞の働きを高め
ることが重要になります。
具体的には、免疫細胞はウイルスなどの異物
を取り込む(食べる)ことで掃除をしています。
免疫力の高い人と低い人の差は、この免疫細胞
の働きの違いからきます。
つまり、ウイルスや異物を1つ食べる免疫細胞
なのか、ウイルスや異物をたくさん食べる
免疫細胞なのかの違いになります。
たくさん食べる免疫細胞の方が、元気で体を
守ってくれるわけです。
れんこんは、免疫細胞の力をパワーアップ
させる成分を多く含んだ食べ物です。
レンコンに含まれる成分
LPS(Lipo Poly saccharide)
=リポポリサッカライド
インフルエンザはもちろん、認知症やがんの
予防にも有効な成分として注目されています。
LPSは、土の中にいる微生物の成分の1つで
根菜に多く含まれています。
根菜のLPS含有量比較(100gあたり)
れんこん:567
サトイモ:93
にんじん:80
(単位:マイクログラム)
れんこんのLPS含有の多さがわかります。
年齢と免疫力の関係
免疫力は、年齢が関係するといわれており
20歳位でピークになり、40歳で半分、70歳に
なるとピーク時の10%まで落ち込みます。
れんこん、10日間食べ続け調査
番組で、40代、50代、60代(男女各2名)による
れんこん、10日間食べ続け調査を行いました。
調査方法
れんこんを10日間食べる前と後の、非常に
元気で働く免疫細胞の割合の比較をしました。
(32歳健康女性を比較対象として計測 → 6.13%)
40代(女) 0.13% → 17.22%
40代(男) 0.17% → 24.30%
50代(女) 0.31% → 20.45%
50代(男) 0% → 18.64%
60代(女) 0.13% → 20.41%
60代(男) 0.39% → 20.45%
※ 元気で働く免疫細胞の割合が低いからと
いって、病気や体調が悪いということではない
そうです。
結果からは、6人全員の免疫力はかなり上がった
と言えます。
参加者に10日間での体調の変化について聴取
40代(女性)
期間中口唇ヘルペスができて、通常は治るのに
2週間位かかるが今回は3日位で治りかかって
います。
40代(男性)
便秘しなくなりました。ほぼ毎日でます。
50代(女性)
お通じが良くなりました。
(食べたらすぐみたいな)
LPSには、腸内環境を整える力もある
そうです。
さらに、レンコンには、免疫力アップに加え
ネバネバと糸をひくムチンという成分が含ま
れていています。
ムチンは、ウイルスや花粉などが粘膜から侵入
するのを防いでくれます、
1日にれんこんをどのくらい食べればいいか?

1日に必要なLPSの目安は500㎍なので
れんこん100gくらいでいいそうです。
(LPSは皮と節の部分に多く含まれています。
節の部分には実よりも5倍以上含まれています。)
鼻かぜの治し方
(今でしょ講座TBS1/9)
鼻水が止まらない方への対処法として
れんこんが紹介されていました。
すりおろしたれんこんの汁を鼻に塗る
・れんこんのタンニン(ポリフェノールの一種)
が炎症を抑えて症状を緩和します。
鼻水やくしゃみなどの免疫の過剰反応を抑えます。
IgE(免疫物質)が活性化して、鼻水が止まらない
そのような時は、体内の防止機能も破綻している
ので、れんこんのタンニンが助けになるという
ことです。
花粉症も同じ原理なので、効果があるそうです。
・れんこんのネバネバ成分(糖タンパク)を鼻の
内側に塗ることで粘膜を保護します。
れんこんのしぼり汁がバリアとなり、ウイルス
の付着を防ぎます。
関連問題
鼻水やくしゃみはなぜ起きるか?
鼻は、柔らかい粘膜でできていて、ウイルスが
増殖しやすい環境にある
↓
鼻水やくしゃみですぐに追い出す必要あり
鼻の粘膜が元々敏感な人は、鼻からかぜが
来るそうです。
アレルギー性鼻炎、花粉症の人は、粘膜が敏感
なため鼻から来ることが多くなります。
また、体の免疫力が落ちてくると、鼻の粘膜の
抵抗力も落ちるので反応が激しくなります。
※ れんこんそのものにアレルギーを持つ人も
いますので、鼻に塗る前にまず体に塗ってみて
自分の体に合っているか要確認です。
れんこん補足説明
日本のれんこん収穫量(平成28年)
茨城県 28000t
徳島県 7210t
佐賀県 5980t
その他 18610t
茨城県(霞ヶ浦が有名)がダントツで1位です。
縁起物
輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて
向こうが良く見えることから
「先の見通しが良い」という縁起を担いで食べる
ので、お盆とお正月は特に需要があります。
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TV各局の健康情報番組で「れんこん」の
効用について紹介されていますので
まとめてみました。
免疫力を上げて、インフルエンザに
かかりにくい体に
(ジョブチューンTBS12/9)
12月~2月に猛威を振るい、毎年1000万人
以上がかかるインフルエンザ
38度以上の高熱、全身の倦怠感が特徴ですが
高齢者、基礎疾患を持つ方、妊娠中の方、乳幼児
がインフルエンザにかかると、気管支炎、肺炎
などを併発し重症化し、最悪の場合は死に至る
こともあります。
このインフルエンザの感染を未然に防ぐのに
重要なことは、免疫力を高めることです。
免疫力
免疫力とは、体内にウイルスや病原菌が侵入
することを防ぎ、悪影響を与える細胞を
やっつける自己防衛機能のことです。
免疫細胞の働き
免疫力を上げるには、免疫細胞の働きを高め
ることが重要になります。
具体的には、免疫細胞はウイルスなどの異物
を取り込む(食べる)ことで掃除をしています。
免疫力の高い人と低い人の差は、この免疫細胞
の働きの違いからきます。
つまり、ウイルスや異物を1つ食べる免疫細胞
なのか、ウイルスや異物をたくさん食べる
免疫細胞なのかの違いになります。
たくさん食べる免疫細胞の方が、元気で体を
守ってくれるわけです。
れんこんは、免疫細胞の力をパワーアップ
させる成分を多く含んだ食べ物です。
レンコンに含まれる成分
LPS(Lipo Poly saccharide)
=リポポリサッカライド
インフルエンザはもちろん、認知症やがんの
予防にも有効な成分として注目されています。
LPSは、土の中にいる微生物の成分の1つで
根菜に多く含まれています。
根菜のLPS含有量比較(100gあたり)
れんこん:567
サトイモ:93
にんじん:80
(単位:マイクログラム)
れんこんのLPS含有の多さがわかります。
年齢と免疫力の関係
免疫力は、年齢が関係するといわれており
20歳位でピークになり、40歳で半分、70歳に
なるとピーク時の10%まで落ち込みます。
れんこん、10日間食べ続け調査
番組で、40代、50代、60代(男女各2名)による
れんこん、10日間食べ続け調査を行いました。
調査方法
れんこんを10日間食べる前と後の、非常に
元気で働く免疫細胞の割合の比較をしました。
(32歳健康女性を比較対象として計測 → 6.13%)
40代(女) 0.13% → 17.22%
40代(男) 0.17% → 24.30%
50代(女) 0.31% → 20.45%
50代(男) 0% → 18.64%
60代(女) 0.13% → 20.41%
60代(男) 0.39% → 20.45%
※ 元気で働く免疫細胞の割合が低いからと
いって、病気や体調が悪いということではない
そうです。
結果からは、6人全員の免疫力はかなり上がった
と言えます。
参加者に10日間での体調の変化について聴取
40代(女性)
期間中口唇ヘルペスができて、通常は治るのに
2週間位かかるが今回は3日位で治りかかって
います。
40代(男性)
便秘しなくなりました。ほぼ毎日でます。
50代(女性)
お通じが良くなりました。
(食べたらすぐみたいな)
LPSには、腸内環境を整える力もある
そうです。
さらに、レンコンには、免疫力アップに加え
ネバネバと糸をひくムチンという成分が含ま
れていています。
ムチンは、ウイルスや花粉などが粘膜から侵入
するのを防いでくれます、
1日にれんこんをどのくらい食べればいいか?

1日に必要なLPSの目安は500㎍なので
れんこん100gくらいでいいそうです。
(LPSは皮と節の部分に多く含まれています。
節の部分には実よりも5倍以上含まれています。)
鼻かぜの治し方
(今でしょ講座TBS1/9)
鼻水が止まらない方への対処法として
れんこんが紹介されていました。
すりおろしたれんこんの汁を鼻に塗る
・れんこんのタンニン(ポリフェノールの一種)
が炎症を抑えて症状を緩和します。
鼻水やくしゃみなどの免疫の過剰反応を抑えます。
IgE(免疫物質)が活性化して、鼻水が止まらない
そのような時は、体内の防止機能も破綻している
ので、れんこんのタンニンが助けになるという
ことです。
花粉症も同じ原理なので、効果があるそうです。
・れんこんのネバネバ成分(糖タンパク)を鼻の
内側に塗ることで粘膜を保護します。
れんこんのしぼり汁がバリアとなり、ウイルス
の付着を防ぎます。
関連問題
鼻水やくしゃみはなぜ起きるか?
鼻は、柔らかい粘膜でできていて、ウイルスが
増殖しやすい環境にある
↓
鼻水やくしゃみですぐに追い出す必要あり
鼻の粘膜が元々敏感な人は、鼻からかぜが
来るそうです。
アレルギー性鼻炎、花粉症の人は、粘膜が敏感
なため鼻から来ることが多くなります。
また、体の免疫力が落ちてくると、鼻の粘膜の
抵抗力も落ちるので反応が激しくなります。
※ れんこんそのものにアレルギーを持つ人も
いますので、鼻に塗る前にまず体に塗ってみて
自分の体に合っているか要確認です。
れんこん補足説明
日本のれんこん収穫量(平成28年)
茨城県 28000t
徳島県 7210t
佐賀県 5980t
その他 18610t
茨城県(霞ヶ浦が有名)がダントツで1位です。
縁起物
輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて
向こうが良く見えることから
「先の見通しが良い」という縁起を担いで食べる
ので、お盆とお正月は特に需要があります。
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