新常識-医療編
- 2017/12/20
- 18:30
新常識-医療編
今年わかった新常識
(「世界一受けたい授業」NTV12/16)から
医療関係をまとめました。
インフルエンザの新常識
新常識
体内のビタミンDを増やせば
インフルエンザや肺炎などの発症を
2割減らせる
今年2月、東京慈恵医科大学などの研究
チームが、全世界約1万人に検証試験
⇓
体内のビタミンDを増やせば
インフルエンザや肺炎などの発症を
2割減らせることがわかった。
ビタミンD
免疫力をアップさせるのに必要な栄養素で
体内で作ることができる唯一のビタミン
ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚で
作ることができる栄養素
冬は紫外線量が少なく、体内で作られる
ビタミンDは不足する。
夏に比べ、血中のビタミンD濃度が半分程度
冬にインフルエンザが流行する理由の1つ
と考えられる。
食べ物によるビタミンD補給
⇓
きくらげや干し椎茸などのキノコ類に含まれ
ますが、1切れ(100g)で成人の1日に必要な
ビタミンDをとれるサケが、インフルエンザ
予防に有効です。
また、しらす干しも大さじ2杯程度で必要な
ビタミンDをとれます。
歯科治療の新常識
新常識
マウスピースで歯周病治療
日本人の多くがかかっている歯周病
歯磨きをしても、磨き残しのプラーク
(細菌の塊)が残り、これが歯石になり、歯茎に
炎症を起こし、歯周病を発症する。
さらに、歯茎から出血する歯肉炎を引き起し
たりする。
歯周病の完全な治療は難しいとされていたが
今年、プラークを完全に除去できる治療法が
見つかった。
⇓
3DS(Dental Drug Delivery System)
自分の歯型で作ったマウスピースに殺菌作用
のあるペースト状の薬を塗る。
これを1日1回5分間装着する。

歯に直接薬を塗っても、薬液が落ちてしまう
がマウスピースをすることで、歯周ポケット
に薬が留まる。
実験で、3カ月の使用でプラークが除去され
歯周ポケットが正常化した。
現在、全国300以上の歯科医院で治療可能だ
そうです。
※ 保険適用外のようです。
がんの新常識
新常識-①
玉ねぎに大腸がんの細胞を殺す力がある

今年6月、カナダのゲルフ大学が発表
大腸がんの細胞を培養した容器の中に
玉ねぎに含まれるケルセチンを入れると
がん細胞が自滅していった。
特に、効果が高いのは赤玉ねぎ
赤い部分に含まれるアントシアニン(色素)が
ケルセチンの働きをより活性化させ
大腸がんの進行を遅らせることが期待できる。
ケルセチンは熱に強く、油と一緒に摂取すると
吸収力がアップするので、炒め物が効果的です。
新常識-②
一滴の血液で13種類のがんを早期発見
今年8月、国立がん研究センターが発表
新たな、がん検査方法
がん細胞から血液中に分泌される、がん患者
特有の微粒子を見つけることで、これまで
よりも早い段階で、がんを発見できる可能性
あり。
2020年実用化を目指しています。
※ 本ブログ-Nスペ「人体」プロローグに関連の
記述があります。
参考
今年の12月16日のヤフーニュースで
「尿からがん診断が可能に‥名大が発表」と
いうのがありました。
以下がその内容です。
「名古屋大学や国立がん研究センターの
研究チームが、ヒトの尿からガンを見つ
ける技術を新たに発見したと発表しました。
発表したのは、名古屋大学大学院工学研究科
の馬場嘉信教授らの研究チームです。
馬場教授らは、様々な病気の兆候を示す
「マイクロRNA」と呼ばれる物質に着目。
今までヒトの尿に含まれる「マイクロRNA」
は、約300種類を検出するのが限界でしたが
ナノワイヤと呼ばれる非常に小さい物質を
用いた器具を使い、1ミリリットルの尿から
1000種類以上の「マイクロRNA」を検出。
この技術を使ってガン患者の尿を調べたと
ころ特定のマイクロRNAの増減が確認さ
れたということです。
研究チームは今後、尿を使ったガン診断が
期待できると話しています。」
ということで、血液の次には尿でがん診断
ができるようになりそうです。
糖尿病(ダイエット)の新常識
新常識
糖質制限の食事は、逆に糖尿病のリスクを
高める恐れがある。
今年9月厚生労働省調査で、糖尿病の疑いの
ある人は、全国で1000万人となった。
これは、東京23区の人口とほぼ同じ数です。
糖尿病になると血管の中の糖が増え血管を
傷める。
ひどくなると脳梗塞、心筋梗塞など命に関わる
病気を発症することもあります。
近年流行っているのが糖質制限ダイエット
糖質を極端に制限すると
⇓
筋肉を次々に分解し、無理やり糖を作り出す
ので本来、糖を消費するはずの筋肉が減少
⇓
次第に血糖値が上昇 ⇒ 最悪の場合、糖尿病
になる危険性あり。
近視の新常識
新常識
1日に2時間以上
外で遊ぶと近視になりにくい。
今年、2月慶応義塾大学の研究チームが発表
今年、近視の子供の数が過去最高になった。
小学生の31%
中学生の54%
高校生の66%
が視力1.0未満です。
近視とは、眼球が伸びてしまうこと
通常は、光が角膜・水晶体で屈折し網膜で
ピントが合うのが、近視の場合は眼球が伸び
ているため、網膜の手前でピントが合ってし
まい、ぼやけて見にくくなる。
また、眼球が伸びると網膜や視神経に負担
となり
⇓
網膜剥離や最悪の場合、失明する危険性あり
太陽光に含まれるバイオレットライトが
眼から入ることで、眼球の伸びを抑制する
ことがわかってきました。
バイオレットライトとは
紫外線と可視光の境目にある紫色の光で
太陽光には含まれているが、蛍光灯やLED
ライトにはほとんど含まれていない。

バイオレットライトが眼から入ると
⇓
眼球の伸びを抑える遺伝子EGR1が活性化
近視の進行を抑制する。
※直接日光を見ることは、危険です。
外にいれば、晴でも曇りでも、バイオレット
ライトを眼の中に取り入れることができる
そうです。
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今年わかった新常識
(「世界一受けたい授業」NTV12/16)から
医療関係をまとめました。
インフルエンザの新常識
新常識
体内のビタミンDを増やせば
インフルエンザや肺炎などの発症を
2割減らせる
今年2月、東京慈恵医科大学などの研究
チームが、全世界約1万人に検証試験
⇓
体内のビタミンDを増やせば
インフルエンザや肺炎などの発症を
2割減らせることがわかった。
ビタミンD
免疫力をアップさせるのに必要な栄養素で
体内で作ることができる唯一のビタミン
ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚で
作ることができる栄養素
冬は紫外線量が少なく、体内で作られる
ビタミンDは不足する。
夏に比べ、血中のビタミンD濃度が半分程度
冬にインフルエンザが流行する理由の1つ
と考えられる。
食べ物によるビタミンD補給
⇓
きくらげや干し椎茸などのキノコ類に含まれ
ますが、1切れ(100g)で成人の1日に必要な
ビタミンDをとれるサケが、インフルエンザ
予防に有効です。
また、しらす干しも大さじ2杯程度で必要な
ビタミンDをとれます。
歯科治療の新常識
新常識
マウスピースで歯周病治療
日本人の多くがかかっている歯周病
歯磨きをしても、磨き残しのプラーク
(細菌の塊)が残り、これが歯石になり、歯茎に
炎症を起こし、歯周病を発症する。
さらに、歯茎から出血する歯肉炎を引き起し
たりする。
歯周病の完全な治療は難しいとされていたが
今年、プラークを完全に除去できる治療法が
見つかった。
⇓
3DS(Dental Drug Delivery System)
自分の歯型で作ったマウスピースに殺菌作用
のあるペースト状の薬を塗る。
これを1日1回5分間装着する。

歯に直接薬を塗っても、薬液が落ちてしまう
がマウスピースをすることで、歯周ポケット
に薬が留まる。
実験で、3カ月の使用でプラークが除去され
歯周ポケットが正常化した。
現在、全国300以上の歯科医院で治療可能だ
そうです。
※ 保険適用外のようです。
がんの新常識
新常識-①
玉ねぎに大腸がんの細胞を殺す力がある

今年6月、カナダのゲルフ大学が発表
大腸がんの細胞を培養した容器の中に
玉ねぎに含まれるケルセチンを入れると
がん細胞が自滅していった。
特に、効果が高いのは赤玉ねぎ
赤い部分に含まれるアントシアニン(色素)が
ケルセチンの働きをより活性化させ
大腸がんの進行を遅らせることが期待できる。
ケルセチンは熱に強く、油と一緒に摂取すると
吸収力がアップするので、炒め物が効果的です。
新常識-②
一滴の血液で13種類のがんを早期発見
今年8月、国立がん研究センターが発表
新たな、がん検査方法
がん細胞から血液中に分泌される、がん患者
特有の微粒子を見つけることで、これまで
よりも早い段階で、がんを発見できる可能性
あり。
2020年実用化を目指しています。
※ 本ブログ-Nスペ「人体」プロローグに関連の
記述があります。
参考
今年の12月16日のヤフーニュースで
「尿からがん診断が可能に‥名大が発表」と
いうのがありました。
以下がその内容です。
「名古屋大学や国立がん研究センターの
研究チームが、ヒトの尿からガンを見つ
ける技術を新たに発見したと発表しました。
発表したのは、名古屋大学大学院工学研究科
の馬場嘉信教授らの研究チームです。
馬場教授らは、様々な病気の兆候を示す
「マイクロRNA」と呼ばれる物質に着目。
今までヒトの尿に含まれる「マイクロRNA」
は、約300種類を検出するのが限界でしたが
ナノワイヤと呼ばれる非常に小さい物質を
用いた器具を使い、1ミリリットルの尿から
1000種類以上の「マイクロRNA」を検出。
この技術を使ってガン患者の尿を調べたと
ころ特定のマイクロRNAの増減が確認さ
れたということです。
研究チームは今後、尿を使ったガン診断が
期待できると話しています。」
ということで、血液の次には尿でがん診断
ができるようになりそうです。
糖尿病(ダイエット)の新常識
新常識
糖質制限の食事は、逆に糖尿病のリスクを
高める恐れがある。
今年9月厚生労働省調査で、糖尿病の疑いの
ある人は、全国で1000万人となった。
これは、東京23区の人口とほぼ同じ数です。
糖尿病になると血管の中の糖が増え血管を
傷める。
ひどくなると脳梗塞、心筋梗塞など命に関わる
病気を発症することもあります。
近年流行っているのが糖質制限ダイエット
糖質を極端に制限すると
⇓
筋肉を次々に分解し、無理やり糖を作り出す
ので本来、糖を消費するはずの筋肉が減少
⇓
次第に血糖値が上昇 ⇒ 最悪の場合、糖尿病
になる危険性あり。
近視の新常識
新常識
1日に2時間以上
外で遊ぶと近視になりにくい。
今年、2月慶応義塾大学の研究チームが発表
今年、近視の子供の数が過去最高になった。
小学生の31%
中学生の54%
高校生の66%
が視力1.0未満です。
近視とは、眼球が伸びてしまうこと
通常は、光が角膜・水晶体で屈折し網膜で
ピントが合うのが、近視の場合は眼球が伸び
ているため、網膜の手前でピントが合ってし
まい、ぼやけて見にくくなる。
また、眼球が伸びると網膜や視神経に負担
となり
⇓
網膜剥離や最悪の場合、失明する危険性あり
太陽光に含まれるバイオレットライトが
眼から入ることで、眼球の伸びを抑制する
ことがわかってきました。
バイオレットライトとは
紫外線と可視光の境目にある紫色の光で
太陽光には含まれているが、蛍光灯やLED
ライトにはほとんど含まれていない。

バイオレットライトが眼から入ると
⇓
眼球の伸びを抑える遺伝子EGR1が活性化
近視の進行を抑制する。
※直接日光を見ることは、危険です。
外にいれば、晴でも曇りでも、バイオレット
ライトを眼の中に取り入れることができる
そうです。
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