こんにゃくの真実
- 2017/11/29
- 16:00
こんにゃくの真実

「ソレダメ!」(テレ東11.8)で健康食材として
「この差って何」(TBS11.21)では、肌に良い
食材として「こんにゃく」が紹介されていま
した。
地味な感じの食材なので、特に関わりがな
ければ、知らないまま過ごしてしまうところ
もありますので、番組内容の要約とともに
番外編も加えてお伝えします。
「こんにゃく」とは
ウィキペディアでは
「こんにゃくは、サトイモ科の植物、あるいは
その球茎から製造される食品である。」
また
「コンニャクのカロリーは300g(1枚)で21㎉と
非常に低く、四つ切りのこんにゃくおでんに
2gの練り辛子をつけて食す場合、つけた練り
辛子のほうがカロリーが高い(辛子6㎉
コンニャク5㎉)ほどである。食物繊維が豊富
なこともあり、ダイエット食品(健康食品)とし
ても人気がある。」
とあります。
群馬県の特産品
主産地は群馬県(92.2%)、第2位栃木県(2.9%)
第3位茨城県(1.5%)と北関東を中心に栽培
されています。(平成27年の生産量割合
農林水産省「作物統計」)
こんにゃく芋として売っていない理由
こんにゃく芋は、ジャガイモやサツマイモと
同じ球根の一種ですが、そのままの姿では
売っていません。
理由は、強烈なエグミがあり、加工しないと
食べられないからです。
こんにゃくは2種類ある
加工した後のものを「こんにゃく」として
スーパー等で見るわけですが、実は、原料
の違いにより、2種類の「こんにゃく」があり
ます。

①生芋から作る「こんにゃく」
「生ずり」といい、柔らかいけど歯切れが良く
コシがあるそうです。高級こんにゃくです。
②こんにゃく粉から作る「こんにゃく」
こんにゃく芋を乾燥し粉砕した、こんにゃく粉
から作ります。
スーパーなどでよく見るこんにゃくで、コシじゃ
なくただ固いです
どちらかは
製品包装の原材料表示から判別できます。


こんにゃくに入っている黒い粒は何?

ひじきの粉末です。
大昔は、こんにゃく芋のすりおろし技術が低く
皮も一緒にすりおろしたので、こんにゃくの色
は黒でしたが、時代とともに製法が進化して
こんにゃく粉で作るようになると、色は白くなり
ました。しかし、黒いこんにゃくに馴れた人達
には、漂白したように見え不評でした。
そこで、黒いこんにゃくを食べ慣れた人達に
合わせて、ひじきなど海藻を加え色を付けた
そうです。
こんにゃく調理上のワンポイント
・ぶり大根にこんにゃくを入れると美味しく
なる。
(こんにゃくに含まれるセラミドがぶりの身に
弾力を与え、ふっくらになる。)
・おでんでこんにゃくを美味しく食べるには?
(こんにゃくは、長く煮ると水分が出て固くなる
ので、他の具を煮た後冷やした出汁に入れ
食べる前に温めると美味しい。)
・こんにゃくは、一度冷凍してから調理すると
肉のような食感になる。
(細胞内の水分が出て、組織がギュッと固く
なるので、コリコリした肉の食感になります。
解凍はお湯で簡単にできます。)
・こんにゃく料理で、こんにゃくに味をしみ込ま
せるための事前調味料は?
(砂糖で揉むと内部の水分が出て味がしみ込み
やすくなります。)
海外での人気
アメリカでは、こんにゃくライスチャーハンが
ダイエット食として、ニューヨーカーに人気
また、イタリアでは、パスタ代わりにしらたきを
使うZENPASTAが大人気だそうです。
こんにゃくを食べると肌ツヤが良くなる?
こんにゃく生産農家の方が、とても肌ツヤ
が良い。
なぜ、肌ツヤが良くなるのか?
こんにゃくに含まれる、グルコシルセラミドが
肌の水分量に大切なセラミドの原料になる
ため。(肌の水分量保持の8割をセラミドが
担っています。)

グルコシルセラミドは、こんにゃく芋から作る
こんにゃくの方に多く含まれるそうです。
番外編
群馬(こんにゃく)大使
群馬県出身のタレント中山秀征、井森美幸が
「ぐんま大使」として、群馬の魅力など認知度
向上やイメージアップのため
「ぐんまの広告塔」として情報発信などに活躍
しているようであります。
群馬こんにゃくパーク
こんにゃく芋の収穫量9割のシェアを持つ
群馬県には、そんなこんにゃくの魅力を体感
できる施設「こんにゃくパーク」があります。
世界文化遺産に登録されている富岡製糸場
から車で15~20分ほどの所
「工場見学」の他に、色々なこんにゃく料理が
一度に味わえる「無料バイキング」や
「こんにゃく作り体験(有料)」などこんにゃくの
魅力を体験することができます。
ここでは、中山秀征が「こんにゃく大使」として
広告塔になっているようです。
細部は、ホームページから確認願います。
群馬こんにゃくパーク・ホームページ
スポンサーリンク

「ソレダメ!」(テレ東11.8)で健康食材として
「この差って何」(TBS11.21)では、肌に良い
食材として「こんにゃく」が紹介されていま
した。
地味な感じの食材なので、特に関わりがな
ければ、知らないまま過ごしてしまうところ
もありますので、番組内容の要約とともに
番外編も加えてお伝えします。
「こんにゃく」とは
ウィキペディアでは
「こんにゃくは、サトイモ科の植物、あるいは
その球茎から製造される食品である。」
また
「コンニャクのカロリーは300g(1枚)で21㎉と
非常に低く、四つ切りのこんにゃくおでんに
2gの練り辛子をつけて食す場合、つけた練り
辛子のほうがカロリーが高い(辛子6㎉
コンニャク5㎉)ほどである。食物繊維が豊富
なこともあり、ダイエット食品(健康食品)とし
ても人気がある。」
とあります。
群馬県の特産品
主産地は群馬県(92.2%)、第2位栃木県(2.9%)
第3位茨城県(1.5%)と北関東を中心に栽培
されています。(平成27年の生産量割合
農林水産省「作物統計」)
こんにゃく芋として売っていない理由
こんにゃく芋は、ジャガイモやサツマイモと
同じ球根の一種ですが、そのままの姿では
売っていません。
理由は、強烈なエグミがあり、加工しないと
食べられないからです。
こんにゃくは2種類ある
加工した後のものを「こんにゃく」として
スーパー等で見るわけですが、実は、原料
の違いにより、2種類の「こんにゃく」があり
ます。

①生芋から作る「こんにゃく」
「生ずり」といい、柔らかいけど歯切れが良く
コシがあるそうです。高級こんにゃくです。
②こんにゃく粉から作る「こんにゃく」
こんにゃく芋を乾燥し粉砕した、こんにゃく粉
から作ります。
スーパーなどでよく見るこんにゃくで、コシじゃ
なくただ固いです
どちらかは
製品包装の原材料表示から判別できます。


こんにゃくに入っている黒い粒は何?

ひじきの粉末です。
大昔は、こんにゃく芋のすりおろし技術が低く
皮も一緒にすりおろしたので、こんにゃくの色
は黒でしたが、時代とともに製法が進化して
こんにゃく粉で作るようになると、色は白くなり
ました。しかし、黒いこんにゃくに馴れた人達
には、漂白したように見え不評でした。
そこで、黒いこんにゃくを食べ慣れた人達に
合わせて、ひじきなど海藻を加え色を付けた
そうです。
こんにゃく調理上のワンポイント
・ぶり大根にこんにゃくを入れると美味しく
なる。
(こんにゃくに含まれるセラミドがぶりの身に
弾力を与え、ふっくらになる。)
・おでんでこんにゃくを美味しく食べるには?
(こんにゃくは、長く煮ると水分が出て固くなる
ので、他の具を煮た後冷やした出汁に入れ
食べる前に温めると美味しい。)
・こんにゃくは、一度冷凍してから調理すると
肉のような食感になる。
(細胞内の水分が出て、組織がギュッと固く
なるので、コリコリした肉の食感になります。
解凍はお湯で簡単にできます。)
・こんにゃく料理で、こんにゃくに味をしみ込ま
せるための事前調味料は?
(砂糖で揉むと内部の水分が出て味がしみ込み
やすくなります。)
海外での人気
アメリカでは、こんにゃくライスチャーハンが
ダイエット食として、ニューヨーカーに人気
また、イタリアでは、パスタ代わりにしらたきを
使うZENPASTAが大人気だそうです。
こんにゃくを食べると肌ツヤが良くなる?
こんにゃく生産農家の方が、とても肌ツヤ
が良い。
なぜ、肌ツヤが良くなるのか?
こんにゃくに含まれる、グルコシルセラミドが
肌の水分量に大切なセラミドの原料になる
ため。(肌の水分量保持の8割をセラミドが
担っています。)

グルコシルセラミドは、こんにゃく芋から作る
こんにゃくの方に多く含まれるそうです。
番外編
群馬(こんにゃく)大使
群馬県出身のタレント中山秀征、井森美幸が
「ぐんま大使」として、群馬の魅力など認知度
向上やイメージアップのため
「ぐんまの広告塔」として情報発信などに活躍
しているようであります。
群馬こんにゃくパーク
こんにゃく芋の収穫量9割のシェアを持つ
群馬県には、そんなこんにゃくの魅力を体感
できる施設「こんにゃくパーク」があります。
世界文化遺産に登録されている富岡製糸場
から車で15~20分ほどの所
「工場見学」の他に、色々なこんにゃく料理が
一度に味わえる「無料バイキング」や
「こんにゃく作り体験(有料)」などこんにゃくの
魅力を体験することができます。
ここでは、中山秀征が「こんにゃく大使」として
広告塔になっているようです。
細部は、ホームページから確認願います。
群馬こんにゃくパーク・ホームページ
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