EPA,DHAとは?
- 2017/10/25
- 12:00
EPA・DHAとは?
はじめに
健康番組によく出てきて、体にいい成分と
いうことはわかりますが、何となく
モヤモヤとした程度にしか理解していない
ということと
いつも二つセットで出てくることが多いの
で、わかりにくいこともあり
難しい部分は除いて分類整理してみました。
「EPA(エイコサペンタエン酸)」
「DHA(ドコサヘキサエン酸)」とは
どのような栄養素か?
EPAとDHAは、ともに魚の脂肪に多く
含まれる脂肪酸の一種であり、常温で固まり
にくい「不飽和脂肪酸」の一つで
オメガ3脂肪酸に分類されます。
また、EPAやDHAは「必須脂肪酸」に分類
され体内で作ることが出来ないので、常に
食品から補給する必要があります。
分類
脂肪酸の種類
「飽和脂肪酸」
飽和脂肪酸は人間の体内で作り出すことが
できる上に、現代人の肉食が多い食生活では
過剰摂取がちで悪玉コレステロールを増や
し動脈硬化増加の要因となります。
主に、動物性の油、ラードや肉油、バターなど
に含まれています。
「不飽和脂肪酸」
魚の油や植物性油に含まれる不飽和脂肪酸
には、血栓症予防や悪玉コレステロールを
低下させる作用があります。
↓
「一価脂肪酸」(オメガ9:オレイン酸)
一価脂肪酸は「オメガ9」とも呼ばれ主に
オレイン酸です。
オリーブオイル、米油、キャノーラ油に
豊富に含まれています。
↓
「多価脂肪酸」
多価脂肪酸は、さらに「オメガ6」と
「オメガ3」に分けることが出来ます。
これらの脂肪酸は体では作られないので
食べ物から摂取する「必須脂肪酸」です。
↓
「オメガ6」(リノール酸)
オメガ6は主に「リノール酸」でコーン油や
ひまわり油、大豆油、ゴマ油などに豊富に
含まれています。
日頃の食事から摂取される脂肪酸です。
少し前までは、悪玉コレストロールを下げる
ため、多く取るように勧められていましたが
善玉コレステロールも同時に下げる事が
分かり、過剰摂取をしないようになってきま
した。
↓
「オメガ3」(αリノレン酸・DHA&EPA)
オメガ3は主に「αリノレン酸」でアマニ油や
エゴマ油に豊富に含まれていいます。
EPAやDHAもオメガ3に分類されます。
悪玉コレストロールを低下させ、動脈硬化を
予防します。
昨日の「たけしの家庭の医学」では、EPAの
効果として
「善玉のパワーを上げ、悪玉を取り除く」と
言っていました。
EPAとDHAの違い
EPAは60年代にその働きが発見されて以来
血液の状態を健康に保ち、血栓ができにくく
したり、高脂血症の予防等の結果から、動脈硬化
や心筋梗塞、脳梗塞を予防する働きがあるという
ことが研究されています。
DHAは80年代後半に脳や網膜の神経系に
含まれる栄養素であることがわかり、脳の働き
に作用するのでは?とクローズアップされま
した。
EPAは血液を健康に、DHAは脳を健康に
現状ではこのような理解でよいようです。
EPA、DHAの摂取
厚労省では「EPA、DHAは1000㎎/日以上
の摂取が望ましい」としているようです。
昨日のTVでは、EPA1800㎎/日摂取と
言っていました。
EPA、DHA摂取のスーパー食材
EPA、DHAを簡単に摂取できる
スーパー食材があります。
それは、「さばの水煮缶」です。


写真は、マルハニチロのさばの水煮缶ですが
EPA2071mg、DHA2717㎎となっています。
(推定値)となっていますが、割り引いても
かなりの値だと思います。


個人的には、みそ煮の方が好きなので見てみま
したが、EPA1797mg、DHA2972㎎でした。
ただ、カロリー、脂質、炭水化物、食塩と水煮に
比べて高くなっているので、全体的な評価では
下るのだと思います。
ちなみに、水煮缶、みそ煮缶とも西友で138円
でした。
まとめ
料理をするのも大変、さばの缶詰ばかりも食べて
いられないとなれば、あまり難しく考えずに
「サプリ」ということになりますね。
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はじめに
健康番組によく出てきて、体にいい成分と
いうことはわかりますが、何となく
モヤモヤとした程度にしか理解していない
ということと
いつも二つセットで出てくることが多いの
で、わかりにくいこともあり
難しい部分は除いて分類整理してみました。
「EPA(エイコサペンタエン酸)」
「DHA(ドコサヘキサエン酸)」とは
どのような栄養素か?
EPAとDHAは、ともに魚の脂肪に多く
含まれる脂肪酸の一種であり、常温で固まり
にくい「不飽和脂肪酸」の一つで
オメガ3脂肪酸に分類されます。
また、EPAやDHAは「必須脂肪酸」に分類
され体内で作ることが出来ないので、常に
食品から補給する必要があります。
分類
脂肪酸の種類
「飽和脂肪酸」
飽和脂肪酸は人間の体内で作り出すことが
できる上に、現代人の肉食が多い食生活では
過剰摂取がちで悪玉コレステロールを増や
し動脈硬化増加の要因となります。
主に、動物性の油、ラードや肉油、バターなど
に含まれています。
「不飽和脂肪酸」
魚の油や植物性油に含まれる不飽和脂肪酸
には、血栓症予防や悪玉コレステロールを
低下させる作用があります。
↓
「一価脂肪酸」(オメガ9:オレイン酸)
一価脂肪酸は「オメガ9」とも呼ばれ主に
オレイン酸です。
オリーブオイル、米油、キャノーラ油に
豊富に含まれています。
↓
「多価脂肪酸」
多価脂肪酸は、さらに「オメガ6」と
「オメガ3」に分けることが出来ます。
これらの脂肪酸は体では作られないので
食べ物から摂取する「必須脂肪酸」です。
↓
「オメガ6」(リノール酸)
オメガ6は主に「リノール酸」でコーン油や
ひまわり油、大豆油、ゴマ油などに豊富に
含まれています。
日頃の食事から摂取される脂肪酸です。
少し前までは、悪玉コレストロールを下げる
ため、多く取るように勧められていましたが
善玉コレステロールも同時に下げる事が
分かり、過剰摂取をしないようになってきま
した。
↓
「オメガ3」(αリノレン酸・DHA&EPA)
オメガ3は主に「αリノレン酸」でアマニ油や
エゴマ油に豊富に含まれていいます。
EPAやDHAもオメガ3に分類されます。
悪玉コレストロールを低下させ、動脈硬化を
予防します。
昨日の「たけしの家庭の医学」では、EPAの
効果として
「善玉のパワーを上げ、悪玉を取り除く」と
言っていました。
EPAとDHAの違い
EPAは60年代にその働きが発見されて以来
血液の状態を健康に保ち、血栓ができにくく
したり、高脂血症の予防等の結果から、動脈硬化
や心筋梗塞、脳梗塞を予防する働きがあるという
ことが研究されています。
DHAは80年代後半に脳や網膜の神経系に
含まれる栄養素であることがわかり、脳の働き
に作用するのでは?とクローズアップされま
した。
EPAは血液を健康に、DHAは脳を健康に
現状ではこのような理解でよいようです。
EPA、DHAの摂取
厚労省では「EPA、DHAは1000㎎/日以上
の摂取が望ましい」としているようです。
昨日のTVでは、EPA1800㎎/日摂取と
言っていました。
EPA、DHA摂取のスーパー食材
EPA、DHAを簡単に摂取できる
スーパー食材があります。
それは、「さばの水煮缶」です。


写真は、マルハニチロのさばの水煮缶ですが
EPA2071mg、DHA2717㎎となっています。
(推定値)となっていますが、割り引いても
かなりの値だと思います。


個人的には、みそ煮の方が好きなので見てみま
したが、EPA1797mg、DHA2972㎎でした。
ただ、カロリー、脂質、炭水化物、食塩と水煮に
比べて高くなっているので、全体的な評価では
下るのだと思います。
ちなみに、水煮缶、みそ煮缶とも西友で138円
でした。
まとめ
料理をするのも大変、さばの缶詰ばかりも食べて
いられないとなれば、あまり難しく考えずに
「サプリ」ということになりますね。
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