コロナ禍でゴキブリ元気
- 2021/03/16
- 21:00
コロナ禍でゴキブリ元気
最近のヤフーニュースで
「ステイホームでゴキブリが急増中
駆除依頼は前年比238%に」という記事が
ありました。
ゴキブリの話題としては、まだ時期が
早いのではと思いましたが
どうも、ステイホームの影響で冬場でも
家の中は暖かく、自炊に伴いゴキブリの
エサとなる生ごみもあるということで
普段ならおとなしくしているはずの
ゴキブリが動き出しているようなのです。
そこで、過去に本ブログで紹介しました
「ゴキブリ退治」の内容を追加・再編集して
紹介します。
NHKの「助けて!きわめびと」(2018年9月)
の内容を基にしています。
ゴキブリの生態
実は、ゴキブリは臆病
ゴキブリは、元々臆病な生き物で
飼育ケースの中でも、いつも厚紙の間に
身を隠しています。
体の一部が触れていないと落ち着かない
そうです。 家の中だと家具や電化製品の
隙間に好んで潜みます。
※ ゴキブリが臆病とかいっても、ゴキブリ
退治の時に、こっちに向かってきて、怖い
思いをした、という人もいるかと思います。
これは、「ゴキブリは、前にしか進めない。」
という習性のためのようです。
日本でお目にかかるゴキブリ
_convert_20190723151335_2019072315252925e.jpg)
クロゴキブリ → (家で遭遇する)
ワモンゴキブリ → (家で遭遇する)
チャバネゴキブリ → (飲食店などに出没)
の3種類です。
温度25℃、湿度40~60%を好みます。
臆病なため、暗い隙間を好みます。
夜行性で雑食です。
ゴキブリが嫌われる真の理由
・雑菌を運びます。
外で食中毒菌などを体につけて、家の中に
運び込んできます。
・死骸、フンがアレルギーの原因になります。
死骸やフンを吸い込むとぜんそくのような
症状が起きます。
・電気回路をショートさせます。
糞尿が回路に付着したり、ケーブルの
プラスチックをかじる場合もあります。
※ 家具の裏などに延長コードを通している
場合は、注意が必要です。
撃退する上での問題点
逃げ足が速い
ゴキブリの動く速さは、秒速1.5メートルと
いう超特急並のスピードです。
遭遇戦を制するのは、前面撃破
ゴキブリは、後ろに尾毛という感覚器が付い
ています。
尾毛には、たくさんの細かい毛があり
ちょっとした空気の流れの変化も察知する
ことができます。
打撃を加えようとする時の空気の流れの
変化を感じて、逃げてしまいます。
したがって、スプレーやスリッパ攻撃は
前面から行います。
※ ゴキブリの動きを読んで、その先の
進行方向にスプレーするという
高等テクニックもあります。
卵を持ったメスを狙え

メスは、後ろに長い卵鞘(らんしょう)と
いわれる卵が入った、カプセル様なもの
を付けています。

※ ゴキブリ驚異の繁殖力
卵鞘(らんしょう)には、約24個の卵が
入っています。
メスは、半年間に約20回産卵しますので
24個×20回→約500匹 になってしまいます。
毒エサで
卵を持ったメスを狙う
卵を持ったメスは、あまり動き回らないので
最初に、毒エサを食べる確率は、オスの方が
高いですが、メスも毒の入ったオスのフン
などを食べるので、死んでしまいます。
毒は、メスの持つ卵にも効くので、卵も死に
ます。
※ 毒エサは、「卵にも有効」と書かれた
ものを選ぶことがポイントです。
また、エサは使い惜しみをせず、いろんな
所に、ゴキブリの食堂を設けることが大事
です。
ゴキブリのフンを見逃すな!
_convert_20190723153916.jpg)
直径1㎜ほどの粒ですが、フンが落ちている
場所は、通り道やすみかになっている可能性
があります。
さらに、フンからは集合フェロモンと呼ばれ
る物質が出ていて、仲間を呼び寄せる働きが
あるそうです。
フンを見つけたら、掃除をしてその場所に
毒エサを仕掛けるのが効果的です。
※ ゴキブリは見ないが、フンらしきもの
は見るという場合は、家の中のどこかに
潜んでいると考えられます。
春こそ、ゴキブリ対策を
春は、ゴキブリの卵がふ化する季節です。
ゴキブリが成虫になる前のこの時期に
対策をしておけば、夏場に恐怖のご対面を
することもなくなるわけです。
以上
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最近のヤフーニュースで
「ステイホームでゴキブリが急増中
駆除依頼は前年比238%に」という記事が
ありました。
ゴキブリの話題としては、まだ時期が
早いのではと思いましたが
どうも、ステイホームの影響で冬場でも
家の中は暖かく、自炊に伴いゴキブリの
エサとなる生ごみもあるということで
普段ならおとなしくしているはずの
ゴキブリが動き出しているようなのです。
そこで、過去に本ブログで紹介しました
「ゴキブリ退治」の内容を追加・再編集して
紹介します。
NHKの「助けて!きわめびと」(2018年9月)
の内容を基にしています。
ゴキブリの生態
実は、ゴキブリは臆病
ゴキブリは、元々臆病な生き物で
飼育ケースの中でも、いつも厚紙の間に
身を隠しています。
体の一部が触れていないと落ち着かない
そうです。 家の中だと家具や電化製品の
隙間に好んで潜みます。
※ ゴキブリが臆病とかいっても、ゴキブリ
退治の時に、こっちに向かってきて、怖い
思いをした、という人もいるかと思います。
これは、「ゴキブリは、前にしか進めない。」
という習性のためのようです。
日本でお目にかかるゴキブリ
_convert_20190723151335_2019072315252925e.jpg)
クロゴキブリ → (家で遭遇する)
ワモンゴキブリ → (家で遭遇する)
チャバネゴキブリ → (飲食店などに出没)
の3種類です。
温度25℃、湿度40~60%を好みます。
臆病なため、暗い隙間を好みます。
夜行性で雑食です。
ゴキブリが嫌われる真の理由
・雑菌を運びます。
外で食中毒菌などを体につけて、家の中に
運び込んできます。
・死骸、フンがアレルギーの原因になります。
死骸やフンを吸い込むとぜんそくのような
症状が起きます。
・電気回路をショートさせます。
糞尿が回路に付着したり、ケーブルの
プラスチックをかじる場合もあります。
※ 家具の裏などに延長コードを通している
場合は、注意が必要です。
撃退する上での問題点
逃げ足が速い
ゴキブリの動く速さは、秒速1.5メートルと
いう超特急並のスピードです。
遭遇戦を制するのは、前面撃破
ゴキブリは、後ろに尾毛という感覚器が付い
ています。
尾毛には、たくさんの細かい毛があり
ちょっとした空気の流れの変化も察知する
ことができます。
打撃を加えようとする時の空気の流れの
変化を感じて、逃げてしまいます。
したがって、スプレーやスリッパ攻撃は
前面から行います。
※ ゴキブリの動きを読んで、その先の
進行方向にスプレーするという
高等テクニックもあります。
卵を持ったメスを狙え

メスは、後ろに長い卵鞘(らんしょう)と
いわれる卵が入った、カプセル様なもの
を付けています。

※ ゴキブリ驚異の繁殖力
卵鞘(らんしょう)には、約24個の卵が
入っています。
メスは、半年間に約20回産卵しますので
24個×20回→約500匹 になってしまいます。
毒エサで
卵を持ったメスを狙う
卵を持ったメスは、あまり動き回らないので
最初に、毒エサを食べる確率は、オスの方が
高いですが、メスも毒の入ったオスのフン
などを食べるので、死んでしまいます。
毒は、メスの持つ卵にも効くので、卵も死に
ます。
※ 毒エサは、「卵にも有効」と書かれた
ものを選ぶことがポイントです。
また、エサは使い惜しみをせず、いろんな
所に、ゴキブリの食堂を設けることが大事
です。
ゴキブリのフンを見逃すな!
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直径1㎜ほどの粒ですが、フンが落ちている
場所は、通り道やすみかになっている可能性
があります。
さらに、フンからは集合フェロモンと呼ばれ
る物質が出ていて、仲間を呼び寄せる働きが
あるそうです。
フンを見つけたら、掃除をしてその場所に
毒エサを仕掛けるのが効果的です。
※ ゴキブリは見ないが、フンらしきもの
は見るという場合は、家の中のどこかに
潜んでいると考えられます。
春こそ、ゴキブリ対策を
春は、ゴキブリの卵がふ化する季節です。
ゴキブリが成虫になる前のこの時期に
対策をしておけば、夏場に恐怖のご対面を
することもなくなるわけです。
以上
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