「魚ニソ」又は「魚ソ」とは?
- 2020/11/04
- 22:30
「魚ニソ」又は「魚ソ」とは?

略語で言われると意外とわかりませんが
「魚ニソ」や「魚ソ」と言われるものは
「魚肉ソーセージ」のことだそうです。
魚のニオイが苦手だとか、肉の代わりに
使われたりすると、B級、マイナー感は
否めないと感じる人も多いと思います。
しかし、最近の健康志向による肉食離れ
もあってか、低カロリーで高たんぱくの
魚肉ソーセージに注目が集まっている
ようです。
魚肉ソーセージとは
JAS規格で
魚肉の原材料に占める重量の割合が
50%以上→「魚肉ソーセージ」
15%未満→「ソーセージ」
15%以上50%未満→「混合ソーセージ」
としています。
名称

一般的に使っている「魚肉ソーセージ」が
名称だろうと思って包装紙に書いてある
名称を見ると、「フィッシュソーセージ」
となっていました。
最近食べた
東洋水産、日本水産、マルハニチロの3社
とも、「フィッシュソーセージ」となって
いますので、この名称で統一されていると
思われます。
製造方法
練り合わせ
魚
(スケトウダラのような白身魚が一般的)
のすり身に塩、調味料、香辛料を加えて
練り合わせます。
↓
充填
ケーシングフィルムに充填します。
↓
レトルト殺菌
レトルト加熱装置で加圧加熱殺菌を行い
ます。
(120℃で4分間殺菌)
3~4カ月の常温保存が可能となります。
↓
検査
レトルト殺菌後、フィルム表面の水分を
乾燥、冷却します。
ピンホール検査装置で目では見えにくい
キズやピンホールがないか検査を行います。
↓
目視検査
最後に異常はないか、表面の汚れがないか
形はきれいか、など目視検査を行います。
↓
包装・出荷
栄養成分
最近食べた、3社の製品で比較してみます。
それぞれ1本(70g)で同じです。
マルちゃん(東洋水産)
「おさかなでつくったソーセージ」
エネルギー:87kcal
たん白質:5.2g
脂質:2.6g
炭水化物:10.8g
食塩相当量:1.4g
カルシウム:530mg
※栄養機能食品(カルシウム)
ニッスイ(日本水産)
「おさかなのソーセージ」
エネルギー:123kcal
たん白質:6.3g
脂質:6.5g
炭水化物:9.9g
食塩相当量:1.3g
カルシウム:350mg
※特定保健用食品
マルハニチロ
「銚子産 いわしを使った魚ソーセージ」
エネルギー:127kcal
たん白質:7.1g
脂質:7.3g
炭水化物:8.3g
食塩相当量:1.3g
カルシウム:449mg
DHA:121mg
EPA:89mg
※ いわしの配合割合は、10.8%(仕込時)と
なっています。
3製品ともカルシウムについては
骨caや炭酸カルシウムを添加しています。
魚肉ソーセージ1本当たりで、だいたい
牛乳300ml~450ml分のカルシウムが摂れる
ことになります。
また、食塩相当量が1.3~1.4gありますので
何本も食べると塩分過多になるので注意が
必要です。
まとめ
魚肉ソーセージの最大のメリットは
常温で長期保存が効くことだと思います。
ストックしておけば、肉がないときに
肉代わりに使えたり、そのままでも食べら
れることから非常食としても使えます。
「魚ニソ」は、チョットという人も
これを機に試してみてはいかがでしょうか。
以上
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略語で言われると意外とわかりませんが
「魚ニソ」や「魚ソ」と言われるものは
「魚肉ソーセージ」のことだそうです。
魚のニオイが苦手だとか、肉の代わりに
使われたりすると、B級、マイナー感は
否めないと感じる人も多いと思います。
しかし、最近の健康志向による肉食離れ
もあってか、低カロリーで高たんぱくの
魚肉ソーセージに注目が集まっている
ようです。
魚肉ソーセージとは
JAS規格で
魚肉の原材料に占める重量の割合が
50%以上→「魚肉ソーセージ」
15%未満→「ソーセージ」
15%以上50%未満→「混合ソーセージ」
としています。
名称

一般的に使っている「魚肉ソーセージ」が
名称だろうと思って包装紙に書いてある
名称を見ると、「フィッシュソーセージ」
となっていました。
最近食べた
東洋水産、日本水産、マルハニチロの3社
とも、「フィッシュソーセージ」となって
いますので、この名称で統一されていると
思われます。
製造方法
練り合わせ
魚
(スケトウダラのような白身魚が一般的)
のすり身に塩、調味料、香辛料を加えて
練り合わせます。
↓
充填
ケーシングフィルムに充填します。
↓
レトルト殺菌
レトルト加熱装置で加圧加熱殺菌を行い
ます。
(120℃で4分間殺菌)
3~4カ月の常温保存が可能となります。
↓
検査
レトルト殺菌後、フィルム表面の水分を
乾燥、冷却します。
ピンホール検査装置で目では見えにくい
キズやピンホールがないか検査を行います。
↓
目視検査
最後に異常はないか、表面の汚れがないか
形はきれいか、など目視検査を行います。
↓
包装・出荷
栄養成分
最近食べた、3社の製品で比較してみます。
それぞれ1本(70g)で同じです。
マルちゃん(東洋水産)
「おさかなでつくったソーセージ」
エネルギー:87kcal
たん白質:5.2g
脂質:2.6g
炭水化物:10.8g
食塩相当量:1.4g
カルシウム:530mg
※栄養機能食品(カルシウム)
ニッスイ(日本水産)
「おさかなのソーセージ」
エネルギー:123kcal
たん白質:6.3g
脂質:6.5g
炭水化物:9.9g
食塩相当量:1.3g
カルシウム:350mg
※特定保健用食品
マルハニチロ
「銚子産 いわしを使った魚ソーセージ」
エネルギー:127kcal
たん白質:7.1g
脂質:7.3g
炭水化物:8.3g
食塩相当量:1.3g
カルシウム:449mg
DHA:121mg
EPA:89mg
※ いわしの配合割合は、10.8%(仕込時)と
なっています。
3製品ともカルシウムについては
骨caや炭酸カルシウムを添加しています。
魚肉ソーセージ1本当たりで、だいたい
牛乳300ml~450ml分のカルシウムが摂れる
ことになります。
また、食塩相当量が1.3~1.4gありますので
何本も食べると塩分過多になるので注意が
必要です。
まとめ
魚肉ソーセージの最大のメリットは
常温で長期保存が効くことだと思います。
ストックしておけば、肉がないときに
肉代わりに使えたり、そのままでも食べら
れることから非常食としても使えます。
「魚ニソ」は、チョットという人も
これを機に試してみてはいかがでしょうか。
以上
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