高血圧と糖尿病
- 2020/09/16
- 17:05
高血圧と糖尿病
自粛生活やリモートワークに伴う
生活習慣の変化で、体の不調を感じている
人が少なからずいるようです。
食べ過ぎや味の濃い食事、飲酒さらに運動
不足など、健康的とは言えない生活習慣を
続けていると、本当に生活習慣病になって
しまうかもしれません。
TV東京 「よじごじDays」(2020・9・10放送)
「生活習慣病の素朴なギモン」で
TV出演でおなじみの秋津医師が
生活習慣病の代表格の高血圧と糖尿病に
ついて説明していましたの紹介します。
高血圧について
数値の見方
血圧はいつ測るのが正しい?
血圧は、1日の間でも変動があります。
生活リズムによる変動、活動性によっても
変動してきます。
一般的に、血圧の測定は
朝の寝起き後に測定すると言われますが
以上のことから
1日のうち一番のんびりして、血圧に影響を
及ぼさないような時に測定してみて、その
数値が高かったら高血圧の疑いありと考え
ればよいそうです。
つまり
時間帯は関係なく
一番低く出た数値がその人本来の数値と
なります。
1日で1番低い数値が基準値を超えていたら
要注意です。
※ 入浴後、飲酒後は正しい血圧にはなり
ませんので注意してください。
高血圧の要因
食生活の変化で高血圧に?
自粛やテレワークで食べる機会が増加
① 食べ過ぎによる体重増加
これは、脂肪細胞から出る物質が自律神経や
ホルモンを乱して血圧を上げるためです。
間食はダメ?
間食はバランスよく
自粛やテレワークで、どうしても間食して
しまうという人も多いと思いますが
間食自体は悪くないそうです。
ただし、1日に必要なカロリー数の範囲内で
調整することが必要です。
昼間に間食したら、夕食で調整するという
ことですね。
1日断食
明らかに体重が増加したという人に
オススメです。
1日断食と言っても、実質は1食断食になり
ます。
1日断食
〈朝〉
食を減らす期間
いつもの半分~三分の一程度
〈昼〉
断食
〈夜〉
食をもとに戻す期間
回復食としてスープ、リゾットなどで
軽く済ませます。
これで、500~800gの体重が減少します。
1日行うことで翌日以降の食事量を抑え
られ、体が整いリセットできます。
本格的な断食ではないので、体への
負担も少ないということです。
「むくみ」も注意
自粛、テレワークで家にいて
足がむくんだという人も多いようです。
むくみは塩分の摂り過ぎから起こる場合も
あり、この場合は高血圧の原因になります。
② 塩分の摂りすぎ
塩分が血液中に増えると、それを薄めるため
細胞から水分が補給され、血管内の血液量が
増加します。
これにより、血圧が高くなります。
※ ステイホームと塩分の関係
ストレスで負荷がかかると
味の濃いもの(塩分の多い)を食べたくなる
そうです。
塩分摂取目標値(厚労省による)
男性:7.5g
女性:6.5g 未満
私が毎日のように食べるカップ麺の
塩分相当量は、6~7gあります。
意識しないと、普通に塩分過多の生活を
してしまっていることになります。
糖尿病について
ステイホームで体重が5kg以上増えた人は
要注意です。
糖尿病は症状が現れにくく、気付いた時には
すでに悪化しているという、非常に怖い
生活習慣病です。
日本人の6人に1人が糖尿病または予備群と
され、まさに国民病となっています。
糖尿病のメカニズム
健康な人の場合では
食後血液中に糖が増え血糖値が上昇すると
すい臓からインスリンが分泌され血糖値を
下げますが、糖尿病の場合は、インスリンの
数が減少したり働きが悪くなり、血液中に
糖があふれ高血糖になってしまいます。
この状態が続くと、全身の血管が傷つき
失明、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中といった
様々な合併症を引き起こす恐れがあります。
しかも、高血圧と糖尿病は合併しやすく
命に関わる病のリスクが増加してしまう
ことになりかねません。
糖尿病の自覚症状は?
糖が尿に出ることで頻尿となり、夜間何回も
トイレに起きたり
のどが渇く、口中がカラカラになり虫歯が
増えるなどの症状があるようですが
基本的にはあまり症状が出ない病気という
ことです。
秋津流1日5食健康法
1回の食事での糖の上昇を抑えるために
食事の回数を増やします。
そうすれば、1日3回の食事に比べ
1回の食事の割合が減ることになり
糖も減って、出動するインスリンの数が
少なくとも対応できることになります。
例えば
5回の食事で、食事量の割合を
朝:2
昼:3
午後:1
夕方:1
夜:3
とします。
弱まった糖の処理能力を助けるという
発想です。
運動不足=座り過ぎ
対策
ふくらはぎのミルキング(乳しぼり)
※ ミルキングとは
看護用語で、溜った血液や排液を手で揉ん
だり、専用のローラー等を使って流す作業
のことです。
座ったままかかとを上げ
ふくらはぎに力を入れます。
第二の心臓と言われるふくらはぎへの刺激
で血流をよくし、心臓の働きの手助けとなり
ます。
まとめ
高血圧も糖尿病も遺伝的な要因を除けば
悪しき生活習慣を改善することで回復の
余地はあるようです。
以上
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自粛生活やリモートワークに伴う
生活習慣の変化で、体の不調を感じている
人が少なからずいるようです。
食べ過ぎや味の濃い食事、飲酒さらに運動
不足など、健康的とは言えない生活習慣を
続けていると、本当に生活習慣病になって
しまうかもしれません。
TV東京 「よじごじDays」(2020・9・10放送)
「生活習慣病の素朴なギモン」で
TV出演でおなじみの秋津医師が
生活習慣病の代表格の高血圧と糖尿病に
ついて説明していましたの紹介します。
高血圧について
数値の見方
血圧はいつ測るのが正しい?
血圧は、1日の間でも変動があります。
生活リズムによる変動、活動性によっても
変動してきます。
一般的に、血圧の測定は
朝の寝起き後に測定すると言われますが
以上のことから
1日のうち一番のんびりして、血圧に影響を
及ぼさないような時に測定してみて、その
数値が高かったら高血圧の疑いありと考え
ればよいそうです。
つまり
時間帯は関係なく
一番低く出た数値がその人本来の数値と
なります。
1日で1番低い数値が基準値を超えていたら
要注意です。
※ 入浴後、飲酒後は正しい血圧にはなり
ませんので注意してください。
高血圧の要因
食生活の変化で高血圧に?
自粛やテレワークで食べる機会が増加
① 食べ過ぎによる体重増加
これは、脂肪細胞から出る物質が自律神経や
ホルモンを乱して血圧を上げるためです。
間食はダメ?
間食はバランスよく
自粛やテレワークで、どうしても間食して
しまうという人も多いと思いますが
間食自体は悪くないそうです。
ただし、1日に必要なカロリー数の範囲内で
調整することが必要です。
昼間に間食したら、夕食で調整するという
ことですね。
1日断食
明らかに体重が増加したという人に
オススメです。
1日断食と言っても、実質は1食断食になり
ます。
1日断食
〈朝〉
食を減らす期間
いつもの半分~三分の一程度
〈昼〉
断食
〈夜〉
食をもとに戻す期間
回復食としてスープ、リゾットなどで
軽く済ませます。
これで、500~800gの体重が減少します。
1日行うことで翌日以降の食事量を抑え
られ、体が整いリセットできます。
本格的な断食ではないので、体への
負担も少ないということです。
「むくみ」も注意
自粛、テレワークで家にいて
足がむくんだという人も多いようです。
むくみは塩分の摂り過ぎから起こる場合も
あり、この場合は高血圧の原因になります。
② 塩分の摂りすぎ
塩分が血液中に増えると、それを薄めるため
細胞から水分が補給され、血管内の血液量が
増加します。
これにより、血圧が高くなります。
※ ステイホームと塩分の関係
ストレスで負荷がかかると
味の濃いもの(塩分の多い)を食べたくなる
そうです。
塩分摂取目標値(厚労省による)
男性:7.5g
女性:6.5g 未満
私が毎日のように食べるカップ麺の
塩分相当量は、6~7gあります。
意識しないと、普通に塩分過多の生活を
してしまっていることになります。
糖尿病について
ステイホームで体重が5kg以上増えた人は
要注意です。
糖尿病は症状が現れにくく、気付いた時には
すでに悪化しているという、非常に怖い
生活習慣病です。
日本人の6人に1人が糖尿病または予備群と
され、まさに国民病となっています。
糖尿病のメカニズム
健康な人の場合では
食後血液中に糖が増え血糖値が上昇すると
すい臓からインスリンが分泌され血糖値を
下げますが、糖尿病の場合は、インスリンの
数が減少したり働きが悪くなり、血液中に
糖があふれ高血糖になってしまいます。
この状態が続くと、全身の血管が傷つき
失明、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中といった
様々な合併症を引き起こす恐れがあります。
しかも、高血圧と糖尿病は合併しやすく
命に関わる病のリスクが増加してしまう
ことになりかねません。
糖尿病の自覚症状は?
糖が尿に出ることで頻尿となり、夜間何回も
トイレに起きたり
のどが渇く、口中がカラカラになり虫歯が
増えるなどの症状があるようですが
基本的にはあまり症状が出ない病気という
ことです。
秋津流1日5食健康法
1回の食事での糖の上昇を抑えるために
食事の回数を増やします。
そうすれば、1日3回の食事に比べ
1回の食事の割合が減ることになり
糖も減って、出動するインスリンの数が
少なくとも対応できることになります。
例えば
5回の食事で、食事量の割合を
朝:2
昼:3
午後:1
夕方:1
夜:3
とします。
弱まった糖の処理能力を助けるという
発想です。
運動不足=座り過ぎ
対策
ふくらはぎのミルキング(乳しぼり)
※ ミルキングとは
看護用語で、溜った血液や排液を手で揉ん
だり、専用のローラー等を使って流す作業
のことです。
座ったままかかとを上げ
ふくらはぎに力を入れます。
第二の心臓と言われるふくらはぎへの刺激
で血流をよくし、心臓の働きの手助けとなり
ます。
まとめ
高血圧も糖尿病も遺伝的な要因を除けば
悪しき生活習慣を改善することで回復の
余地はあるようです。
以上
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