「つまずき」は脳の衰え!?
- 2019/11/07
- 16:15
「つまずき」は脳の衰え!?
つまずきは、筋力の衰えが原因とばかり
思ってましたが、脳も関係あるようです。
初めて聞く話なので紹介します。
TV東京・WBS(2019.11.6)放送より
「つまずき」は、危険な転倒につながる
サイン
京都大学 医学部 人間健康科学科
(整形外科医、転倒予防の最新研究を行う)
青山 朋樹 教授 の話
「中高年の段階でつまずきが気になる人は
今後、つまずきがどんどん増えます。」
「つまずきが転倒につながり、年を取ると
転倒が寝たきりにつながります。」
転倒・骨折は
要介護(寝たきり)の主要原因の1つ
要介護の主な原因
認知症 → 約19%
脳卒中 → 約15%
老衰 → 約14%
転倒・骨折 → 約13%
2016年「国民生活基礎調査」厚労省 より
脳のデュアルタスク能力低下が原因?
つまずきは、筋力の衰えが大きな原因と
思っていましたが
筋力の衰えだけではなく、脳と体を同時に
働かせる、デュアルタスク能力が低下する
ことで転倒の危険性が高まるということ
が、最近の研究でわかってきたそうです。
説明
脳は、加齢により委縮するなどして
処理能力が低下していきます。
それにより、デュアルタスク能力が低下し
1つの行動だけで限界となります。
↓
歩くことだけに気がとられ、周囲への
注意がおろそかになり、小さな段差などに
気づかず、つまずきにつながります。
「つまずき」を防ぐ脳の鍛え方
デュアルタスク能力は、ちょっとした運動
で向上させることができるようです。
ステッププラス運動
体を動かしながら頭を使う運動
足踏み + 指示された方向に動く
足踏み + 指示された番号の体の部位を触る
など
運動実施後(半年後)の転倒率
スクワットなどの運動を行った人
約28%
ステッププラスを行った人
約13%
ステッププラス運動を行った人の転倒率が
低くなり、2つのことを同時に行う
デュアルタスク能力改善が確認できました。
(145人を対象にした調査)
ステッププラス運動の継続で
周囲をよく観察できるようになり、転倒を
回避できるようになります。
筋力維持も重要
転倒防止には、従来から言われている筋力も
もちろん重要です。
特に、足指の筋力
近年注目されているのは、足の指の筋力を
鍛えること
足の指の筋力を鍛えることで、段差を踏み
越える時に爪先が上がるようになり
接触を防げます。
また、転倒しかけても踏ん張りがきくよう
足の指の筋力を鍛えることが重要です。
タオルを使って足の指を鍛えよう
タオルを床に広げて、椅子に座りながら
足の指の筋力でタオルを手繰り寄せる運動
1日、5セット行うと効果的だそうです。
この他、「足指じゃんけん」や
足の指の力だけで前に進む
「イモムシ歩行」なども効果があるようです。
たまに、歩道を歩いていてつまずくことが
あります。
何につまずいたのかと思い、止まって
後ろを振り返って、まじまじと見るのですが
何にもありません。
「えー、何にもないのにつまずいた。」と
愕然とすることがあります。
気を付けたいと思います。
以上
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つまずきは、筋力の衰えが原因とばかり
思ってましたが、脳も関係あるようです。
初めて聞く話なので紹介します。
TV東京・WBS(2019.11.6)放送より
「つまずき」は、危険な転倒につながる
サイン
京都大学 医学部 人間健康科学科
(整形外科医、転倒予防の最新研究を行う)
青山 朋樹 教授 の話
「中高年の段階でつまずきが気になる人は
今後、つまずきがどんどん増えます。」
「つまずきが転倒につながり、年を取ると
転倒が寝たきりにつながります。」
転倒・骨折は
要介護(寝たきり)の主要原因の1つ
要介護の主な原因
認知症 → 約19%
脳卒中 → 約15%
老衰 → 約14%
転倒・骨折 → 約13%
2016年「国民生活基礎調査」厚労省 より
脳のデュアルタスク能力低下が原因?
つまずきは、筋力の衰えが大きな原因と
思っていましたが
筋力の衰えだけではなく、脳と体を同時に
働かせる、デュアルタスク能力が低下する
ことで転倒の危険性が高まるということ
が、最近の研究でわかってきたそうです。
説明
脳は、加齢により委縮するなどして
処理能力が低下していきます。
それにより、デュアルタスク能力が低下し
1つの行動だけで限界となります。
↓
歩くことだけに気がとられ、周囲への
注意がおろそかになり、小さな段差などに
気づかず、つまずきにつながります。
「つまずき」を防ぐ脳の鍛え方
デュアルタスク能力は、ちょっとした運動
で向上させることができるようです。
ステッププラス運動
体を動かしながら頭を使う運動
足踏み + 指示された方向に動く
足踏み + 指示された番号の体の部位を触る
など
運動実施後(半年後)の転倒率
スクワットなどの運動を行った人
約28%
ステッププラスを行った人
約13%
ステッププラス運動を行った人の転倒率が
低くなり、2つのことを同時に行う
デュアルタスク能力改善が確認できました。
(145人を対象にした調査)
ステッププラス運動の継続で
周囲をよく観察できるようになり、転倒を
回避できるようになります。
筋力維持も重要
転倒防止には、従来から言われている筋力も
もちろん重要です。
特に、足指の筋力
近年注目されているのは、足の指の筋力を
鍛えること
足の指の筋力を鍛えることで、段差を踏み
越える時に爪先が上がるようになり
接触を防げます。
また、転倒しかけても踏ん張りがきくよう
足の指の筋力を鍛えることが重要です。
タオルを使って足の指を鍛えよう
タオルを床に広げて、椅子に座りながら
足の指の筋力でタオルを手繰り寄せる運動
1日、5セット行うと効果的だそうです。
この他、「足指じゃんけん」や
足の指の力だけで前に進む
「イモムシ歩行」なども効果があるようです。
たまに、歩道を歩いていてつまずくことが
あります。
何につまずいたのかと思い、止まって
後ろを振り返って、まじまじと見るのですが
何にもありません。
「えー、何にもないのにつまずいた。」と
愕然とすることがあります。
気を付けたいと思います。
以上
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