平成の健康法
- 2019/03/20
- 12:15
平成の健康法
平成時代の終わりが近づいてきて、いろいろ
な分野で、平成時代を総括する番組や企画が
あるようです。
健康法についても、平成時代にはいろいろな
ものがありましたが、一時的なブームで終わ
ってしまったものも多いように思います。
また、いま思い返すと懐かしいものもあり
ます。
その中から、いくつか気が付いたものを紹介
します。
青汁
平成2年(1990)~
野菜不足の食生活を背景に、青汁が流行り
ました。 TVCMで「悪役商会」の八名信夫が
言った「まず~い、もう一杯!」が印象として
残っています。 その後、いろんな種類の青汁
がでてきて、いまも、根強い人気はあるよう
です。
リンゴダイエット
平成4年(1992)
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける。」という
英語の諺があるように、リンゴを食べること
は健康に良いことと、何となく誰もが気付い
ています。 それとダイエットを結び付けた
ことがミソだったかもしれません。
ただ、さすがにリンゴを毎日食べ続けること
は難しく、ダイエット法としては一時の
ブームだったようです。
成人病が生活習慣病に変わる
平成9年(1997)~
生活習慣病は、糖尿病・脂質異常症・高血圧
高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く
関与していると考えられている疾患の総称
です。
日本では、かつては、加齢によって発病する
と考えられたため、成人病と呼ばれていま
したが、1980年代から若者の発症が目立つ
ようになり、その後の調査で生活習慣が深く
関与していることが判明したことにより
1997年頃から、予防できるという認識を
醸成することを目的として、呼び方が変わり
ました。
アミノ酸
平成12年(2000)頃~
スポーツ燃焼系としていろいろなアミノ酸
飲料が発売されました。
マスクがガーゼから不織布へ
平成15年(2003)頃~
不織布が家庭用マスクに使用され、プリーツ
型、立体型のマスクが登場しました。
不織布の活用により、飛躍的にマスクの性能
が向上しました。 最近は、ガーゼのマスクを
している人は、ほとんど見かけません。
ピラティスがブームに
平成17年(2005)
ピラティスって何?
当時も、食べ物(ティラミス)と勘違いして
いたくらいで、いまだによくわかりません。
「知恵蔵の解説」より
1920年代に、ドイツの従軍看護師だった
ヨゼフ・ピラティスが考案し、第1次世界大戦
の負傷兵のリハビリテーションのため実施
されました。
ヨガや太極拳を取り入れたエクササイズ。
ヨガのような腹式呼吸ではなく、胸式呼吸で
体幹の深層筋を鍛えることを特徴とします。
欧米のバレエダンサーたちが愛好している
という話題とともに、日本では2005年ごろ
から流行が始まりました。
メタボリックシンドロームが流行語に
平成18年(2006)~
「メタボリックシンドローム」とは
皮下脂肪ではなく、内臓周辺に脂肪がたまる
肥満によって、高血圧や糖尿病といった生活
習慣病が引き起こされる状態のことです。
放置すれば、心筋梗塞や脳卒中など深刻な
状態を招くことにもなります。
2008年4月からは、医療保険の40歳以上の
被保険者・被扶養者を対象にした内臓脂肪
型肥満に着目する「特定健診・特定保健指導」
実施が義務づけられるようになりました。
ビリーズブートキャンプが流行る
平成16~19年(2004~2007)頃
ビリーズブートキャンプとは、アメリカ軍に
おける新人向け基礎訓練である
「ブートキャンプ」がベースになっている
短期集中型エクササイズ、及びそれを収録
した映像ソフトの題名です。
TVの通販番組でお馴染みになりました。
バナナダイエット
平成20年(2008)
バナナはダイエットに効果的な酵素を取り
入れることができ、食物繊維も豊富に含まれ
ています。
また消化が早いので、通常の食事を取って
活動するよりも脂肪燃焼時間が長くなり
結果的に痩せる為の効率が良くなります。
スーパーからバナナが消えて困りました。
一時的なブームだったように思います。
糖質制限が流行りはじめる
平成26年(2014)~
米や麺類などの糖質を制限するダイエット
で、多少の批判はあるようですが、まだ継続
しています。
サバ缶ブーム
平成30年(2018)~
食トレンド大賞にも選ばれました。
血液をさらさらにしてくれる、EPAやDHAが
多く含まれて、心疾患予防効果が期待され
ます。
サバ缶も、まだまだ継続中です。
まとめ
新しい時代にどんな健康法が流行るか
わかりませんが、「踊らされることが
ないように」したいものです。
以上
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平成時代の終わりが近づいてきて、いろいろ
な分野で、平成時代を総括する番組や企画が
あるようです。
健康法についても、平成時代にはいろいろな
ものがありましたが、一時的なブームで終わ
ってしまったものも多いように思います。
また、いま思い返すと懐かしいものもあり
ます。
その中から、いくつか気が付いたものを紹介
します。
青汁
平成2年(1990)~
野菜不足の食生活を背景に、青汁が流行り
ました。 TVCMで「悪役商会」の八名信夫が
言った「まず~い、もう一杯!」が印象として
残っています。 その後、いろんな種類の青汁
がでてきて、いまも、根強い人気はあるよう
です。
リンゴダイエット
平成4年(1992)
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける。」という
英語の諺があるように、リンゴを食べること
は健康に良いことと、何となく誰もが気付い
ています。 それとダイエットを結び付けた
ことがミソだったかもしれません。
ただ、さすがにリンゴを毎日食べ続けること
は難しく、ダイエット法としては一時の
ブームだったようです。
成人病が生活習慣病に変わる
平成9年(1997)~
生活習慣病は、糖尿病・脂質異常症・高血圧
高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く
関与していると考えられている疾患の総称
です。
日本では、かつては、加齢によって発病する
と考えられたため、成人病と呼ばれていま
したが、1980年代から若者の発症が目立つ
ようになり、その後の調査で生活習慣が深く
関与していることが判明したことにより
1997年頃から、予防できるという認識を
醸成することを目的として、呼び方が変わり
ました。
アミノ酸
平成12年(2000)頃~
スポーツ燃焼系としていろいろなアミノ酸
飲料が発売されました。
マスクがガーゼから不織布へ
平成15年(2003)頃~
不織布が家庭用マスクに使用され、プリーツ
型、立体型のマスクが登場しました。
不織布の活用により、飛躍的にマスクの性能
が向上しました。 最近は、ガーゼのマスクを
している人は、ほとんど見かけません。
ピラティスがブームに
平成17年(2005)
ピラティスって何?
当時も、食べ物(ティラミス)と勘違いして
いたくらいで、いまだによくわかりません。
「知恵蔵の解説」より
1920年代に、ドイツの従軍看護師だった
ヨゼフ・ピラティスが考案し、第1次世界大戦
の負傷兵のリハビリテーションのため実施
されました。
ヨガや太極拳を取り入れたエクササイズ。
ヨガのような腹式呼吸ではなく、胸式呼吸で
体幹の深層筋を鍛えることを特徴とします。
欧米のバレエダンサーたちが愛好している
という話題とともに、日本では2005年ごろ
から流行が始まりました。
メタボリックシンドロームが流行語に
平成18年(2006)~
「メタボリックシンドローム」とは
皮下脂肪ではなく、内臓周辺に脂肪がたまる
肥満によって、高血圧や糖尿病といった生活
習慣病が引き起こされる状態のことです。
放置すれば、心筋梗塞や脳卒中など深刻な
状態を招くことにもなります。
2008年4月からは、医療保険の40歳以上の
被保険者・被扶養者を対象にした内臓脂肪
型肥満に着目する「特定健診・特定保健指導」
実施が義務づけられるようになりました。
ビリーズブートキャンプが流行る
平成16~19年(2004~2007)頃
ビリーズブートキャンプとは、アメリカ軍に
おける新人向け基礎訓練である
「ブートキャンプ」がベースになっている
短期集中型エクササイズ、及びそれを収録
した映像ソフトの題名です。
TVの通販番組でお馴染みになりました。
バナナダイエット
平成20年(2008)
バナナはダイエットに効果的な酵素を取り
入れることができ、食物繊維も豊富に含まれ
ています。
また消化が早いので、通常の食事を取って
活動するよりも脂肪燃焼時間が長くなり
結果的に痩せる為の効率が良くなります。
スーパーからバナナが消えて困りました。
一時的なブームだったように思います。
糖質制限が流行りはじめる
平成26年(2014)~
米や麺類などの糖質を制限するダイエット
で、多少の批判はあるようですが、まだ継続
しています。
サバ缶ブーム
平成30年(2018)~
食トレンド大賞にも選ばれました。
血液をさらさらにしてくれる、EPAやDHAが
多く含まれて、心疾患予防効果が期待され
ます。
サバ缶も、まだまだ継続中です。
まとめ
新しい時代にどんな健康法が流行るか
わかりませんが、「踊らされることが
ないように」したいものです。
以上
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