ムーミン基礎知識
- 2019/02/15
- 16:35
ムーミン基礎知識
「ムーミンバレーパーク」が、3月16日に
飯能(埼玉県)にグランドオープンしますが
この機会に、ムーミンについて勉強したいと
思います。
ムーミンバレーパーク
北欧風のレストランや雑貨屋がある
「メッツァビレッジ」の方は、すでに
2018年11月9日にオープンしています。
ムーミン屋敷などムーミンの世界を楽しめる
「ムーミンバレーパーク」が、3月16日に
オープンします。
ムーミンとは?
トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と
呼ばれる一連の小説と絵本、および末弟の
ラルス・ヤンソンと共に描いた「ムーミン漫画」
作品の総称で、それぞれのストーリーがあり
ます。
トーベ・ヤンソン
(女性、1914年8月9日~2001年6月27日没)は
フィンランドのヘルシンキに生まれた
フィンランド人の画家、小説家、ファンタジー
作家、児童文学作家です。
ムーミンの物語は、1945年に小説として生ま
れました。
日本でのアニメ放送
ムーミン (アニメ)
「ウィキペディア」より
「ムーミン」は『カルピスまんが劇場』(のちの
『世界名作劇場』・フジテレビ系列)で放送され
たテレビアニメシリーズです。
1969年版と1972年版があります。原作は
トーベ・ヤンソンの同名の小説『ムーミン』
シリーズと、彼女と末弟ラルス・ヤンソンが
共に描いた『ムーミン・コミックス』です。
1990年には、テレビ東京系列で別作品の
『楽しいムーミン一家』が放送されています。
その後、TV各局で再放送されていますが
どちらかというと、若い世代ではなく
アラフォー世代以上くらいの人の方が知って
いるキャラクターといえます。
ムーミンが、2018センター試験に出題される
ムーミンを取り上げた、センター試験地理Bの
問題が話題になりました。
試験問題では、ノルウェーとフィンランドを舞台
にしたアニメーションとして「ムーミン」と
「小さなバイキングビッケ」を挙げ、両国の言語
との正しい組み合わせを選ぶよう求めた問題
で、ムーミンとフィンランド語の組み合わせが
正解でした。
ただ、ネット上では、受験生とみられる人から
戸惑いの声や、ムーミンの舞台がフィンランド
と断定できないのでは、などの指摘があった
ようです。
これに対して、入試センターは、「キャラクター
の知識は直接必要なく、地理Bの知識、思考
力を問う設問として支障はなかったと考えて
いる」との見解を明らかにしました。
出題者の年代層には鉄板でも、受験者の
年代層には、ピンとこなかったのかもしれま
せん。
世界一受けたい授業(日テレ2018.9.22)
「ムーミンから学ぶ人間関係が劇的に変わる
コツ」 が放送されました。
先生は、トーベ・ヤンソンさんの姪
ソフィア・ヤンソンさんです。
ムーミンの魅力は、愛くるしいキャラクターと
時には、大人でもハッとさせられる哲学的な
物語です。
ムーミンママから学ぶ人間関係の築き方
人間関係で悩む現代人へのメッセージ
スキーで、誰が一番でゴールできるか勝負
することになりました。
結果は、スキーを脱いでゴールしたママが
1位、2位は、スキー板を履いてゴールした
パパでした。
相談により、二人とも一位になりました。
しかし、メダルは1つだけです。
するとママは、パパにメダルをかけ
「メダルをつけるのはパパで、メダルを見るの
はわたし!」と言ったのです。
つまり、「メダルはつけなくても、たくさん見られ
るから幸せ」
↓
「相手も自分も幸せになる視点」を持つことが
人とうまくつき合うコツということです。
(ムーミン谷のクリスマス)より
問題
ムーミン谷の仲間たちには、ある共通点が
あります。一体何でしょう?
正解
悩みがある
ムーミン谷の仲間たちは、不安や
コンプレックスなど、人間と同じような悩みを
抱えています。
ムーミン → 傷つきやすくひとりが苦手
スノークのおじょうさん → 外見コンプレックス
リトルミイ → 素直になれず、時には孤立
そんな時に、助言をしてくれるのがスナフキン
です。
スニフが失恋で悩んだ時には
↓
「誰だってそうやって大人になっていくのさ」
調子に乗りすぎたムーミンには
↓
「名声というものに気をとられていると、とんで
もないことに出合うかもしれない、と言われて
いることを知っているかい」 と苦言も
楽しいストーリーの中に、重みのある言葉も
出てきます。
ムーミン屋敷にも人間関係を学ぶヒントが
問題
ムーミン屋敷に無いものとは?
正解
鍵
ムーミン谷にある3階建てのムーミン屋敷の
玄関には鍵がかかっていません。
ムーミンママがいつでも誰でも、分け隔てなく
受け入れてくれます。
さらに、ムーミン一家といっても、屋敷には
血のつながらないミイやスニフも一緒に
暮らしています。
誰でも対等に接する心の広さ、他人でも家族
と同じ関係は築けるものということを教えて
いるのです。
※ スナフキンとミイは、姉弟で、ミイがお姉さん
です。
原作者のトーベ・ヤンソンは、元々画家です。
問題
( )は、私という芸術家におとぎ話を書かせた
ムーミンを描くきっかけとなった事は?
正解
戦争
戦争中、トーベ・ヤンソンが住んでいた
フィンランドのヘルシンキにも空爆があり
そんな時、何を描いても明るい色を使えなく
なり、制作の熱意を失ってしまったそうです。
そんな中生まれたのがムーミンの物語だった
のです。
ムーミン谷を彗星が襲うと描かれた
「ムーミン谷の彗星」は、実は、日本に投下さ
れた原爆ともいわれています。
トーベ・ヤンソンにとって、ムーミン谷は、違う
人種というだけで争いが起こる現実世界から
の逃避の場所だったのです。
だから、ムーミン達は、違う世界の種族も受け
入れ、お互い仲良く幸せに暮らすように、描か
れているのです。
トーベ・ヤンソンの姪ソフィア・ヤンソンさんは
そう説明していました。
ムーミンバレーパーク
■入園料金
おとな(中学生以上)1,500円(税込)
こども(4歳以上小学生以下)1,000円(税込)
※3歳以下は無料
アクセス
電車
東京駅~(池袋で西武線乗換え)~飯能駅 約70分
飯能駅からバスで 約13分
車
都内から約1時間30分
ムーミン公式サイト
もう一つのムーミンパーク
同じ飯能市に
1997年7月に開園した
「あけぼの子どもの森公園」という都市公園
があります。
公園内の施設には「ムーミン屋敷」と名付け
られたものや、ムーミンの作者である
トーベ・ヤンソンの資料を展示したり、ムーミン
関連の書籍を所蔵するものがあり、ムーミンの
世界を再現していると言われ
ソフィア・ヤンソン(トーベ・ヤンソンの姪で
ムーミンキャラクターズ社会長)の承認のもと
2017年6月1日をもって正式に
トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園と
改称しました。
カフェがあるくらいで、キャラクター展示や物販
などもないので、あまり金を使わず子供を遊ば
せるには穴場かもしれません。
入園料 無料
西武池袋線元加治駅(飯能の一つ手前)から
徒歩で約20分
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
それでは、最後に最大の疑問
そもそも、ムーミンってなんの生き物?
カバの仲間?
答え
いいえ、ムーミンは「トロール」
森に住む妖精のような存在です。
ムーミントロールは、ムーミンという種族
ムーミン一家のひとり息子です。
北欧の民話や伝承にはトロルやトロール
と呼ばれる妖怪のようなものが出てきますが
ムーミントロールは、作者トーベ・ヤンソンの
創作です。北欧民話のトロールとは性質も
見た目もまったく違う、可愛らしい生き物です。
家族構成は?
元々は、ムーミンパパとムーミンママとの
3人家族です。しかし、途中からミムラ族の
ミイという女の子が養女として加わり、4人
家族となったようです。
性格は?
後先考えずに行動する無鉄砲なところも
ありますが、心優しく友達思いな少年です。
困ったときにはムーミンママを頼る子供っ
ぽい面も。
趣味は?
友達とムーミン谷を探検すること。放浪好き
のスナフキンから旅の話を聞くのも好き。
他に、釣りや海水浴などムーミンは多趣味
です。
好きな食べ物は?
パンケーキ、こけもものパイ、ジャム類
ほしぶどう入りのプディング等々。
飲み物は、きいちごジュースとコーヒーが
好みのようです。
将来の夢は?
冒険家になるのが夢。これまでにも険しい
山として物語に出てくる“おさびし山”に
登ったり、未知の洞窟を探検したりキャリア
を積んでいます。
(ムーミン公式ファンブック)より

以上
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「ムーミンバレーパーク」が、3月16日に
飯能(埼玉県)にグランドオープンしますが
この機会に、ムーミンについて勉強したいと
思います。
ムーミンバレーパーク
北欧風のレストランや雑貨屋がある
「メッツァビレッジ」の方は、すでに
2018年11月9日にオープンしています。
ムーミン屋敷などムーミンの世界を楽しめる
「ムーミンバレーパーク」が、3月16日に
オープンします。
ムーミンとは?
トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と
呼ばれる一連の小説と絵本、および末弟の
ラルス・ヤンソンと共に描いた「ムーミン漫画」
作品の総称で、それぞれのストーリーがあり
ます。
トーベ・ヤンソン
(女性、1914年8月9日~2001年6月27日没)は
フィンランドのヘルシンキに生まれた
フィンランド人の画家、小説家、ファンタジー
作家、児童文学作家です。
ムーミンの物語は、1945年に小説として生ま
れました。
日本でのアニメ放送
ムーミン (アニメ)
「ウィキペディア」より
「ムーミン」は『カルピスまんが劇場』(のちの
『世界名作劇場』・フジテレビ系列)で放送され
たテレビアニメシリーズです。
1969年版と1972年版があります。原作は
トーベ・ヤンソンの同名の小説『ムーミン』
シリーズと、彼女と末弟ラルス・ヤンソンが
共に描いた『ムーミン・コミックス』です。
1990年には、テレビ東京系列で別作品の
『楽しいムーミン一家』が放送されています。
その後、TV各局で再放送されていますが
どちらかというと、若い世代ではなく
アラフォー世代以上くらいの人の方が知って
いるキャラクターといえます。
ムーミンが、2018センター試験に出題される
ムーミンを取り上げた、センター試験地理Bの
問題が話題になりました。
試験問題では、ノルウェーとフィンランドを舞台
にしたアニメーションとして「ムーミン」と
「小さなバイキングビッケ」を挙げ、両国の言語
との正しい組み合わせを選ぶよう求めた問題
で、ムーミンとフィンランド語の組み合わせが
正解でした。
ただ、ネット上では、受験生とみられる人から
戸惑いの声や、ムーミンの舞台がフィンランド
と断定できないのでは、などの指摘があった
ようです。
これに対して、入試センターは、「キャラクター
の知識は直接必要なく、地理Bの知識、思考
力を問う設問として支障はなかったと考えて
いる」との見解を明らかにしました。
出題者の年代層には鉄板でも、受験者の
年代層には、ピンとこなかったのかもしれま
せん。
世界一受けたい授業(日テレ2018.9.22)
「ムーミンから学ぶ人間関係が劇的に変わる
コツ」 が放送されました。
先生は、トーベ・ヤンソンさんの姪
ソフィア・ヤンソンさんです。
ムーミンの魅力は、愛くるしいキャラクターと
時には、大人でもハッとさせられる哲学的な
物語です。
ムーミンママから学ぶ人間関係の築き方
人間関係で悩む現代人へのメッセージ
スキーで、誰が一番でゴールできるか勝負
することになりました。
結果は、スキーを脱いでゴールしたママが
1位、2位は、スキー板を履いてゴールした
パパでした。
相談により、二人とも一位になりました。
しかし、メダルは1つだけです。
するとママは、パパにメダルをかけ
「メダルをつけるのはパパで、メダルを見るの
はわたし!」と言ったのです。
つまり、「メダルはつけなくても、たくさん見られ
るから幸せ」
↓
「相手も自分も幸せになる視点」を持つことが
人とうまくつき合うコツということです。
(ムーミン谷のクリスマス)より
問題
ムーミン谷の仲間たちには、ある共通点が
あります。一体何でしょう?
正解
悩みがある
ムーミン谷の仲間たちは、不安や
コンプレックスなど、人間と同じような悩みを
抱えています。
ムーミン → 傷つきやすくひとりが苦手
スノークのおじょうさん → 外見コンプレックス
リトルミイ → 素直になれず、時には孤立
そんな時に、助言をしてくれるのがスナフキン
です。
スニフが失恋で悩んだ時には
↓
「誰だってそうやって大人になっていくのさ」
調子に乗りすぎたムーミンには
↓
「名声というものに気をとられていると、とんで
もないことに出合うかもしれない、と言われて
いることを知っているかい」 と苦言も
楽しいストーリーの中に、重みのある言葉も
出てきます。
ムーミン屋敷にも人間関係を学ぶヒントが
問題
ムーミン屋敷に無いものとは?
正解
鍵
ムーミン谷にある3階建てのムーミン屋敷の
玄関には鍵がかかっていません。
ムーミンママがいつでも誰でも、分け隔てなく
受け入れてくれます。
さらに、ムーミン一家といっても、屋敷には
血のつながらないミイやスニフも一緒に
暮らしています。
誰でも対等に接する心の広さ、他人でも家族
と同じ関係は築けるものということを教えて
いるのです。
※ スナフキンとミイは、姉弟で、ミイがお姉さん
です。
原作者のトーベ・ヤンソンは、元々画家です。
問題
( )は、私という芸術家におとぎ話を書かせた
ムーミンを描くきっかけとなった事は?
正解
戦争
戦争中、トーベ・ヤンソンが住んでいた
フィンランドのヘルシンキにも空爆があり
そんな時、何を描いても明るい色を使えなく
なり、制作の熱意を失ってしまったそうです。
そんな中生まれたのがムーミンの物語だった
のです。
ムーミン谷を彗星が襲うと描かれた
「ムーミン谷の彗星」は、実は、日本に投下さ
れた原爆ともいわれています。
トーベ・ヤンソンにとって、ムーミン谷は、違う
人種というだけで争いが起こる現実世界から
の逃避の場所だったのです。
だから、ムーミン達は、違う世界の種族も受け
入れ、お互い仲良く幸せに暮らすように、描か
れているのです。
トーベ・ヤンソンの姪ソフィア・ヤンソンさんは
そう説明していました。
ムーミンバレーパーク
■入園料金
おとな(中学生以上)1,500円(税込)
こども(4歳以上小学生以下)1,000円(税込)
※3歳以下は無料
アクセス
電車
東京駅~(池袋で西武線乗換え)~飯能駅 約70分
飯能駅からバスで 約13分
車
都内から約1時間30分
ムーミン公式サイト
もう一つのムーミンパーク
同じ飯能市に
1997年7月に開園した
「あけぼの子どもの森公園」という都市公園
があります。
公園内の施設には「ムーミン屋敷」と名付け
られたものや、ムーミンの作者である
トーベ・ヤンソンの資料を展示したり、ムーミン
関連の書籍を所蔵するものがあり、ムーミンの
世界を再現していると言われ
ソフィア・ヤンソン(トーベ・ヤンソンの姪で
ムーミンキャラクターズ社会長)の承認のもと
2017年6月1日をもって正式に
トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園と
改称しました。
カフェがあるくらいで、キャラクター展示や物販
などもないので、あまり金を使わず子供を遊ば
せるには穴場かもしれません。
入園料 無料
西武池袋線元加治駅(飯能の一つ手前)から
徒歩で約20分
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
それでは、最後に最大の疑問
そもそも、ムーミンってなんの生き物?
カバの仲間?
答え
いいえ、ムーミンは「トロール」
森に住む妖精のような存在です。
ムーミントロールは、ムーミンという種族
ムーミン一家のひとり息子です。
北欧の民話や伝承にはトロルやトロール
と呼ばれる妖怪のようなものが出てきますが
ムーミントロールは、作者トーベ・ヤンソンの
創作です。北欧民話のトロールとは性質も
見た目もまったく違う、可愛らしい生き物です。
家族構成は?
元々は、ムーミンパパとムーミンママとの
3人家族です。しかし、途中からミムラ族の
ミイという女の子が養女として加わり、4人
家族となったようです。
性格は?
後先考えずに行動する無鉄砲なところも
ありますが、心優しく友達思いな少年です。
困ったときにはムーミンママを頼る子供っ
ぽい面も。
趣味は?
友達とムーミン谷を探検すること。放浪好き
のスナフキンから旅の話を聞くのも好き。
他に、釣りや海水浴などムーミンは多趣味
です。
好きな食べ物は?
パンケーキ、こけもものパイ、ジャム類
ほしぶどう入りのプディング等々。
飲み物は、きいちごジュースとコーヒーが
好みのようです。
将来の夢は?
冒険家になるのが夢。これまでにも険しい
山として物語に出てくる“おさびし山”に
登ったり、未知の洞窟を探検したりキャリア
を積んでいます。
(ムーミン公式ファンブック)より

以上
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