箸にも棒にも
- 2017/08/18
- 10:56
意外と気になる他人の箸使い
テレビのグルメ番組や食べ歩き番組、また
ドラマの食事の場面で必然的に目に入る
のが出演者の箸使いですね。
食通で有名な強面の俳優が箸を持ったら
エッ、と驚くほどお粗末だったり、若手の
女性タレントの箸の持ち方が、この世の
ものとは思えないほどあり得なかったり
します。
普段の生活でも、知り合いとの食事や
職場の会食、宴会などで、エッ、あの人
あんな箸の持ち方していると、気にしな
ければいいといっても気になってしまい
ます。
私自身、正しい持ち方でなかった。
実は、私自身正しい持ち方をしていま
せんでした。正しくないという自覚は
多少はあったと思いますが、その持ち方
で食事もしているし、まあいいかという
程度だったと思います。
しかし、結婚してから事態が一変しました。
矯正の記録
結婚して1~2年たったころでしょうか
三十歳近くだと思います。私の箸使いが
攻撃の的となり、糾弾されるようになった
のです。
≪お里が知れるよ!≫
ある時、食事中に配偶者から
「そんな箸の持ち方してるとお里が知れるよ」
と言われたのです。
子供のころを思い返してみると、親から全く
注意されなかったことはなかったと思います。
どちらかというと、自分が、「箸の持ち方なんて
自由だ、食事ができればいいんだ」と、反抗して
いたのだと思います。
「お里が知れるよ」と言われたことで、多分
その場は喧嘩状態になったと思います。
食卓の皿をひっくり返したのを覚えています。
≪食事中の議論はお勧めしません≫
余談になりますが、箸の話なのでどうしても
食事中になってしまうのですが、食事中に
際どい議論をするとどうしも喧嘩になります。
子供のころ、餌を食べている最中の犬に
ちょっかいを出したら、犬はウーッと唸り声を
あげ、臨戦態勢になってしまいました。食事は
動物にとり神聖な行為であり、その時に
ちょっかいを出すのはよくないと子供心に悟り
ました。人間も同じだと思います。
議論は、食事が終わってからにしましょう。
≪矯正を決心する≫
食事中、私の箸使いのことで何回か喧嘩になり
何回か皿もひっくり返しました。
そして、私自身も自分の箸の使い方が食事をする
上で、不都合のあることも何となく自覚していた
こともあり、矯正していくことにしたのです。
ある食事の時、配偶者は、「あなたのその箸の使い
方では、こういうことができないでしょう」と言い
魚の小骨と身の部分をより分ける動作と、表面が
すべすべして滑るような小さな豆を運ぶ動作を
展示して見せたのです。
小太りの指で持つその箸さばきは、私には
かなり憎々しく見えたのですが、結果は全く
反論する余地のない見事なものだったのです。
箸の持ち方の原理を知る
自分がどういう箸の持ち方をしていたか
今再現することは難しいのですが、多分
握る形ではなかったかと思います。
長年、握って持っていたので、離して持つ
ということが、どうしても上手くできません
でした。
ある時、袋の裏に箸の持ち方が書いてある
割り箸を見つけました。外人に箸の持ち方
を教えるものだったと思います。
それには、下の箸は固定して、上の箸だけ動かす
と示してありました。
端的な説明で、これだと思いました。頭で理解
できたので次は指の筋肉に覚えさせればいい
ということで、段々できるようになったのです。
親の責任?
私のように大人になってから矯正するには
相当強力に干渉する相手がいないと難しい
のかとも思います。
普通は、見て見ぬふりをする、放っておくと
いうことではないでしょうか。
できたら子供のうちに矯正するのがいいと
思います。
まとめ
たかが二本の棒の持ち方でガタガタ言わ
ないでという人もいるかと思います。
私自身は、矯正して良かったと思っています。
人から見てどうこうということもありますが
日本食のいろいろな食材に対応できる持ち方
が、正しい持ち方だと考えればよいのではない
でしょうか。
子供さん用に箸の持ち方の動画を貼っておきます
箸の話といえば「天国と地獄の長い箸」の話ありましたね。
スポンサーリンク
テレビのグルメ番組や食べ歩き番組、また
ドラマの食事の場面で必然的に目に入る
のが出演者の箸使いですね。
食通で有名な強面の俳優が箸を持ったら
エッ、と驚くほどお粗末だったり、若手の
女性タレントの箸の持ち方が、この世の
ものとは思えないほどあり得なかったり
します。
普段の生活でも、知り合いとの食事や
職場の会食、宴会などで、エッ、あの人
あんな箸の持ち方していると、気にしな
ければいいといっても気になってしまい
ます。
私自身、正しい持ち方でなかった。
実は、私自身正しい持ち方をしていま
せんでした。正しくないという自覚は
多少はあったと思いますが、その持ち方
で食事もしているし、まあいいかという
程度だったと思います。
しかし、結婚してから事態が一変しました。
矯正の記録
結婚して1~2年たったころでしょうか
三十歳近くだと思います。私の箸使いが
攻撃の的となり、糾弾されるようになった
のです。
≪お里が知れるよ!≫
ある時、食事中に配偶者から
「そんな箸の持ち方してるとお里が知れるよ」
と言われたのです。
子供のころを思い返してみると、親から全く
注意されなかったことはなかったと思います。
どちらかというと、自分が、「箸の持ち方なんて
自由だ、食事ができればいいんだ」と、反抗して
いたのだと思います。
「お里が知れるよ」と言われたことで、多分
その場は喧嘩状態になったと思います。
食卓の皿をひっくり返したのを覚えています。
≪食事中の議論はお勧めしません≫
余談になりますが、箸の話なのでどうしても
食事中になってしまうのですが、食事中に
際どい議論をするとどうしも喧嘩になります。
子供のころ、餌を食べている最中の犬に
ちょっかいを出したら、犬はウーッと唸り声を
あげ、臨戦態勢になってしまいました。食事は
動物にとり神聖な行為であり、その時に
ちょっかいを出すのはよくないと子供心に悟り
ました。人間も同じだと思います。
議論は、食事が終わってからにしましょう。
≪矯正を決心する≫
食事中、私の箸使いのことで何回か喧嘩になり
何回か皿もひっくり返しました。
そして、私自身も自分の箸の使い方が食事をする
上で、不都合のあることも何となく自覚していた
こともあり、矯正していくことにしたのです。
ある食事の時、配偶者は、「あなたのその箸の使い
方では、こういうことができないでしょう」と言い
魚の小骨と身の部分をより分ける動作と、表面が
すべすべして滑るような小さな豆を運ぶ動作を
展示して見せたのです。
小太りの指で持つその箸さばきは、私には
かなり憎々しく見えたのですが、結果は全く
反論する余地のない見事なものだったのです。
箸の持ち方の原理を知る
自分がどういう箸の持ち方をしていたか
今再現することは難しいのですが、多分
握る形ではなかったかと思います。
長年、握って持っていたので、離して持つ
ということが、どうしても上手くできません
でした。
ある時、袋の裏に箸の持ち方が書いてある
割り箸を見つけました。外人に箸の持ち方
を教えるものだったと思います。
それには、下の箸は固定して、上の箸だけ動かす
と示してありました。
端的な説明で、これだと思いました。頭で理解
できたので次は指の筋肉に覚えさせればいい
ということで、段々できるようになったのです。
親の責任?
私のように大人になってから矯正するには
相当強力に干渉する相手がいないと難しい
のかとも思います。
普通は、見て見ぬふりをする、放っておくと
いうことではないでしょうか。
できたら子供のうちに矯正するのがいいと
思います。
まとめ
たかが二本の棒の持ち方でガタガタ言わ
ないでという人もいるかと思います。
私自身は、矯正して良かったと思っています。
人から見てどうこうということもありますが
日本食のいろいろな食材に対応できる持ち方
が、正しい持ち方だと考えればよいのではない
でしょうか。
子供さん用に箸の持ち方の動画を貼っておきます
箸の話といえば「天国と地獄の長い箸」の話ありましたね。
スポンサーリンク
スポンサーサイト