“たわごと”オヤジの戯言(ざれごと)ブログ

脳の暴走


なぜ､中高年男性は｢おやじギャグ｣を言う?
NHK ｢チコちゃんに叱られる｣より


｢おやじギャグ｣とは

広辞苑には
｢年配の男性が口にする､時代感覚から
ずれた冗談や洒落｣とあります｡


なぜ､中高年男性は｢おやじギャグ｣を言う?
脳科学者の茂木健一郎 氏の説明

おやじギャグは､中高年男性の脳の働きの
特徴から生まれます｡


｢おやじギャグ｣が生まれる脳のメカニズム

なぜ
バナナから｢そんなバナナ｣が生まれるのか?

｢おやじギャグ｣が生まれるのは､脳の左脳に
ある側頭連合野(言葉について情報や記憶が
蓄えられている部分)です｡

｢バナナ｣という言葉をインプット
↓
側頭連合野
↓ メッセージ(バナナに似た言葉を探せ)
神経細胞
側頭連合野に蓄えられた
バナナに似た言葉がいくつか浮かぶ
その中から
｢バカな｣という状況に合致する言葉を発見
｢バナナ｣と｢バカな｣の二つの神経細胞の
つながりが強まり
｢そんなバナナ｣というおやじギャグが誕生｡

つまり
1000億もの神経細胞から｢おやじギャグ｣は
生まれていることになります｡


中高年男性は､実は連想記憶の達人

年齢を重ねると語彙力が増し､連想記憶の
能力が上がります｡


脳の側頭連合野の発達

ある実験では､30代から上昇して50代で
ピークを迎えるというデータがあります｡


でも､30代で｢おやじギャグ｣を言う人は
少ない理由

中高年男性の脳では連想記憶は上昇します
が一方､理性をつかさどり感情を抑制する
部分の前頭葉の機能が低下しています｡

前頭葉は､20代で発達のピークを迎えると
言われています｡

若い男性の場合は､おやじギャグを思いつい
ても､理性でストップするのに対し､加齢で
前頭葉の機能が低下した中高年男性は
理性のブレーキがきかず､おやじギャグを
我慢できなくなるということです｡

※ 前頭葉の機能は､60歳で12歳の子供と
同じ程度まで低下します｡


中高年男性が｢おやじギャグ｣を言うという
現象の脳科学的説明の結論は

｢脳の側頭連合野の暴走を､前頭葉が抑える
ことができない｡｣ということになります｡

脳の暴走は､50代から始まるそうです｡

ちなみに､男性が言語をつかさどる｢左脳｣で
考えるのに対し､女性は記憶やイメージを
つかさどる｢右脳｣と｢左脳｣の両方を使う
傾向があり､｢おばさんギャグ｣というのは
ないそうです｡


まとめ

只今､暴走真っ最中!


以上


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