「浮き足」と「浮き指」
- 2018/10/30
- 14:00
「浮き足」と「浮き指」
日本語は難しいもので、多分こういう意味だ
ろうと使っていると、本来の意味とは異なる
誤用だと指摘されることがあります。
「浮き足」を使った「浮き足立つ」という言葉
もそういうものの一つのようです。
日常会話でそんなに頻繁に使うわけでもな
いのですが、例えば
「~みんなソワソワして、浮き足立った~」
とか、何か良いことでもあるのか、ソワソワ
しているようなシチュエーションで使い
そうですが、これが誤用だといいます。
「浮き足立つ」の意味
デジタル大辞泉(小学館)によると
「浮き足立つ」とは、不安や恐れで落ち着きを
失うこと。
逃げ腰になること。 となっています。
ということで
「浮き浮きして落ち着かなくなる」の意で使う
のは誤りになります。
ちなみに、楽しみにしてうきうきした気分
で落ち着かない場合は、「浮き立つ」
を使うようです。
「~みんなソワソワして、浮き立った~」
どうでしょうか、使えそうでしょうか?
「浮き足」とは、どういう状態?
「浮き足」とは、つま先だけが地面につき
かかとが上がっている状態のことです。
地震の揺れを感じて
「どうしよう、揺れが強くなったら逃げよう」
などというときは「浮き足」になっている
かもしれません。
「浮き指」とは?
つま先だけが地面につき、かかとが上がって
いる状態の「浮き足」とは逆に、足の指がつか
なくなる状態を「浮き指」といいます。
これは、本人が意識して足の指を上げて浮
かしているというわけではなく、何らかの
原因でそういう状態になってしまったと
いうことです。
そして、最近、この「浮き指」が、肩こり、首の
痛み、腰痛、さらには、下半身太りの原因に
なると指摘されています。
TVの健康情報番組でも、「足のトラブル」
として紹介されていますので、ご覧の方も
多いと思います。
「浮き指」で障がいが起こる理由
足の指に体重がのっていないと、重心が後ろ
(かかと側)に移動するので、バランス保持上
無意識に上半身を前に傾け、猫背のような
姿勢になってしまいます。
そうなると頭の重さを支えるため、首から
腰にかけての筋肉に余計な負荷がかかり
肩こり、首の痛み、腰痛などにつながり
さらに、脚にも余分な筋肉が発達し、その
負担を和らげようと脂肪が蓄えられ
下半身太りになると考えられています。
「浮き指」は
「靴」が有力な原因
むかし、はじめて革靴を履いた時に、靴の
サイズが小さすぎたのでしよう、痛くて
耐えられない思いをしたことがあります。
逆に、大きめな靴を履き続けると靴が脱げ
ないように、無意識に指を上に反らし、これ
が長く繰り返されると、足の甲の側の筋肉
が凝り固まって、浮き指が常態化してしま
うようです。
浮き指にならないためには
つま先に1cm~1.5cm程度の余裕がある靴を
履き、ひも靴であれば、ひもをしっかり締め
ます。
ハイヒールなどのつま先が細い靴は
指がつまって浮き指になりやすいため
長時間履き続けないことが大事です。
また、足指の折り曲げ運動により足の甲の
筋肉を柔らかくすることで、指の運動可動
域が広がり、より踏ん張れるようになり
体のバランス矯正につながるようです。
以上
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日本語は難しいもので、多分こういう意味だ
ろうと使っていると、本来の意味とは異なる
誤用だと指摘されることがあります。
「浮き足」を使った「浮き足立つ」という言葉
もそういうものの一つのようです。
日常会話でそんなに頻繁に使うわけでもな
いのですが、例えば
「~みんなソワソワして、浮き足立った~」
とか、何か良いことでもあるのか、ソワソワ
しているようなシチュエーションで使い
そうですが、これが誤用だといいます。
「浮き足立つ」の意味
デジタル大辞泉(小学館)によると
「浮き足立つ」とは、不安や恐れで落ち着きを
失うこと。
逃げ腰になること。 となっています。
ということで
「浮き浮きして落ち着かなくなる」の意で使う
のは誤りになります。
ちなみに、楽しみにしてうきうきした気分
で落ち着かない場合は、「浮き立つ」
を使うようです。
「~みんなソワソワして、浮き立った~」
どうでしょうか、使えそうでしょうか?
「浮き足」とは、どういう状態?
「浮き足」とは、つま先だけが地面につき
かかとが上がっている状態のことです。
地震の揺れを感じて
「どうしよう、揺れが強くなったら逃げよう」
などというときは「浮き足」になっている
かもしれません。
「浮き指」とは?
つま先だけが地面につき、かかとが上がって
いる状態の「浮き足」とは逆に、足の指がつか
なくなる状態を「浮き指」といいます。
これは、本人が意識して足の指を上げて浮
かしているというわけではなく、何らかの
原因でそういう状態になってしまったと
いうことです。
そして、最近、この「浮き指」が、肩こり、首の
痛み、腰痛、さらには、下半身太りの原因に
なると指摘されています。
TVの健康情報番組でも、「足のトラブル」
として紹介されていますので、ご覧の方も
多いと思います。
「浮き指」で障がいが起こる理由
足の指に体重がのっていないと、重心が後ろ
(かかと側)に移動するので、バランス保持上
無意識に上半身を前に傾け、猫背のような
姿勢になってしまいます。
そうなると頭の重さを支えるため、首から
腰にかけての筋肉に余計な負荷がかかり
肩こり、首の痛み、腰痛などにつながり
さらに、脚にも余分な筋肉が発達し、その
負担を和らげようと脂肪が蓄えられ
下半身太りになると考えられています。
「浮き指」は
「靴」が有力な原因
むかし、はじめて革靴を履いた時に、靴の
サイズが小さすぎたのでしよう、痛くて
耐えられない思いをしたことがあります。
逆に、大きめな靴を履き続けると靴が脱げ
ないように、無意識に指を上に反らし、これ
が長く繰り返されると、足の甲の側の筋肉
が凝り固まって、浮き指が常態化してしま
うようです。
浮き指にならないためには
つま先に1cm~1.5cm程度の余裕がある靴を
履き、ひも靴であれば、ひもをしっかり締め
ます。
ハイヒールなどのつま先が細い靴は
指がつまって浮き指になりやすいため
長時間履き続けないことが大事です。
また、足指の折り曲げ運動により足の甲の
筋肉を柔らかくすることで、指の運動可動
域が広がり、より踏ん張れるようになり
体のバランス矯正につながるようです。
以上
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