ネットフリマ最近の話題
- 2018/08/24
- 17:00
ネットフリマ最近の話題
いま、学生たちは夏休みで、また、つい最近
まで甲子園球場で高校野球が行われていた
こともあり、ネットフリマでの関係する商品の
出品について、ニュースでも話題になりました。
甲子園の土
「甲子園の土」の出品について、調べたところ
大まかに次のように分類できます。
①第96回全国高校野球選手権大会(2014年)の
開会式で、阪神甲子園球場が一部の入場者に
配布した記念品(非売品)を出品
②甲子園球場及び周辺の店舗で、みやげ物と
して売られていたものを購入した人が出品
③実際に、甲子園の高校野球に出場した元
高校球児が出品
④上記①~③の人から譲り受けたりした人
などが出品
一般的に物の売買において、その物に価値を
持たない人から見ると、まったく理解できな
い世界の話になってしまいます。
この場合も、「土なんか、どうするの」という
リアクションが一番多いかと思います。
また、当然ながら、「甲子園の土」って、誰が
どのように証明するの? って言う人もいる
でしょう。
現状では、出品規制されていないようです
ので、あくまで、当時者どうしのやり取りに
任せているというのが、運営サイドの
スタンスのようです。
夏休みの宿題「読書感想文」
「読書感想文」については、注文を取って
から、書くということではなく、すでに
作成してあるものを出品しているという
ことのようです。
ですので、指定図書とかあって、全員が同じ
図書の感想文を書くようなところではなく
自由に図書を選んで、感想文を書くという
ところに該当してくる話になると思います。
いずれにしろ、「宿題は自分でするもの
で、親のしつけにも問題あり」などという
教育論を言うつもりはありません。
ここで注目したいのは、「代行業」的なものが
入り込んでしまうと、ネットフリマ本来の趣旨
とは相容れないものになってしまうのでは
ないかということです。
追記
2018.8.29日
ネットフリマへの宿題「出品」禁止
というニュースが流れました。
インターネット上のフリーマーケットや
オークションサイトを運営する
「メルカリ」「楽天」「ヤフー」は、宿題として
学校に提出されることを想定した作品の
出品を禁止することを決めた。
文部科学省が今月、出品禁止を打診した
3社が応じた。
文科省は、「大手3社による出品禁止で
宿題の代行はおかしいという考えが
広まってほしい」としている。
「YOMIURI ONLINE」より
その他、ネットフリマで気づいた
特異な商品
額面より高い、高額通常郵便切手
通常の郵便切手で一番高額なのは、1000円の
切手ですが、この1000円の切手が80~100枚
原価金額8~10万円が、出品されていたら
だれか買う人がいるでしょうか?
個人で1000円切手を使う人は、あまり
いないだろうから、業者さんなど使う
ところが買うかもしれないと思うかも
しれません。
しかし、この販売価格が原価より何千円も
高く設定されているのです。
最初は、何かの間違いかなと思いましたが
しばらく考えてやっとわかりました。
以前、現金(紙幣)が出品されていたことが
あり、この時も原価より高い販売価格が
設定されていました。
これは、クレジットの現金化に使われる
ということで、その後規制されることに
なりました。
おそらく、規制された現金の代わりに切手
が使われる、ということではないかと
思われます。
購入者は、切手を換金するという手間が
かかりますが、切手なら手数料を取られても
金券ショップなどで、確実に現金化できる
ということなのでしょう。
似顔絵書きます
これは、「読書感想文」と似た点がありますが
こちらは、事前にやり取りをして、特徴などを
聞いた上で作成するようです。
あくまでも、出来上がった「絵」を予約した
人に販売するということになります。
新刊本は、ネットフリマで購入がお得
本屋さんに並んだばかりの、新刊本も
すぐに、ネットフリマに出品されます。
早く出品すればそれだけ売れる確率も
高くなるということです。
本屋さんから家に運んだだけで、ほとんど
本に傷みもないでしょう。
でも、いったん他人の手に渡った以上
定価での販売はありません。
購入者からすれば、新品同様のものが定価
より安く(値切れば、さらに安く)
そして、本屋さんに行かなくても、家まで
届けてもらえるわけです。
まとめ
買う人がいると思うから、売る人が出てくる
のか?
売っている人がいるから、買ってみようと
思う人が出てくるのか?
わかりませんが、商売という点からみると
少なくとも、人と同じものを売っていたの
では、勝算が少なくなるはずです。
ネットフリマを見ていると、どんな商品が
出てくるのか、面白いことは確かです。
以上
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いま、学生たちは夏休みで、また、つい最近
まで甲子園球場で高校野球が行われていた
こともあり、ネットフリマでの関係する商品の
出品について、ニュースでも話題になりました。
甲子園の土
「甲子園の土」の出品について、調べたところ
大まかに次のように分類できます。
①第96回全国高校野球選手権大会(2014年)の
開会式で、阪神甲子園球場が一部の入場者に
配布した記念品(非売品)を出品
②甲子園球場及び周辺の店舗で、みやげ物と
して売られていたものを購入した人が出品
③実際に、甲子園の高校野球に出場した元
高校球児が出品
④上記①~③の人から譲り受けたりした人
などが出品
一般的に物の売買において、その物に価値を
持たない人から見ると、まったく理解できな
い世界の話になってしまいます。
この場合も、「土なんか、どうするの」という
リアクションが一番多いかと思います。
また、当然ながら、「甲子園の土」って、誰が
どのように証明するの? って言う人もいる
でしょう。
現状では、出品規制されていないようです
ので、あくまで、当時者どうしのやり取りに
任せているというのが、運営サイドの
スタンスのようです。
夏休みの宿題「読書感想文」
「読書感想文」については、注文を取って
から、書くということではなく、すでに
作成してあるものを出品しているという
ことのようです。
ですので、指定図書とかあって、全員が同じ
図書の感想文を書くようなところではなく
自由に図書を選んで、感想文を書くという
ところに該当してくる話になると思います。
いずれにしろ、「宿題は自分でするもの
で、親のしつけにも問題あり」などという
教育論を言うつもりはありません。
ここで注目したいのは、「代行業」的なものが
入り込んでしまうと、ネットフリマ本来の趣旨
とは相容れないものになってしまうのでは
ないかということです。
追記
2018.8.29日
ネットフリマへの宿題「出品」禁止
というニュースが流れました。
インターネット上のフリーマーケットや
オークションサイトを運営する
「メルカリ」「楽天」「ヤフー」は、宿題として
学校に提出されることを想定した作品の
出品を禁止することを決めた。
文部科学省が今月、出品禁止を打診した
3社が応じた。
文科省は、「大手3社による出品禁止で
宿題の代行はおかしいという考えが
広まってほしい」としている。
「YOMIURI ONLINE」より
その他、ネットフリマで気づいた
特異な商品
額面より高い、高額通常郵便切手
通常の郵便切手で一番高額なのは、1000円の
切手ですが、この1000円の切手が80~100枚
原価金額8~10万円が、出品されていたら
だれか買う人がいるでしょうか?
個人で1000円切手を使う人は、あまり
いないだろうから、業者さんなど使う
ところが買うかもしれないと思うかも
しれません。
しかし、この販売価格が原価より何千円も
高く設定されているのです。
最初は、何かの間違いかなと思いましたが
しばらく考えてやっとわかりました。
以前、現金(紙幣)が出品されていたことが
あり、この時も原価より高い販売価格が
設定されていました。
これは、クレジットの現金化に使われる
ということで、その後規制されることに
なりました。
おそらく、規制された現金の代わりに切手
が使われる、ということではないかと
思われます。
購入者は、切手を換金するという手間が
かかりますが、切手なら手数料を取られても
金券ショップなどで、確実に現金化できる
ということなのでしょう。
似顔絵書きます
これは、「読書感想文」と似た点がありますが
こちらは、事前にやり取りをして、特徴などを
聞いた上で作成するようです。
あくまでも、出来上がった「絵」を予約した
人に販売するということになります。
新刊本は、ネットフリマで購入がお得
本屋さんに並んだばかりの、新刊本も
すぐに、ネットフリマに出品されます。
早く出品すればそれだけ売れる確率も
高くなるということです。
本屋さんから家に運んだだけで、ほとんど
本に傷みもないでしょう。
でも、いったん他人の手に渡った以上
定価での販売はありません。
購入者からすれば、新品同様のものが定価
より安く(値切れば、さらに安く)
そして、本屋さんに行かなくても、家まで
届けてもらえるわけです。
まとめ
買う人がいると思うから、売る人が出てくる
のか?
売っている人がいるから、買ってみようと
思う人が出てくるのか?
わかりませんが、商売という点からみると
少なくとも、人と同じものを売っていたの
では、勝算が少なくなるはずです。
ネットフリマを見ていると、どんな商品が
出てくるのか、面白いことは確かです。
以上
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